そんな事実は無いと思うのですが、「ひょっとしてゴダールは、マリアブラウン観て、商業映画(『勝手に逃げろ/人生』)に復帰する気になったの?」と夢想させる素晴らしさ!そしてゴダールは続く『パッション』で…
>>続きを読むマリアブラウン、魅力の塊すぎんか…未だかつて映画の主人公でここまで憧れのような感情持つようになるのない!ありのままを生きているんだけど、そのありのままさが絶妙なんよ、格言多すぎてモノで欲しい。
貴…
憎いまでに素晴らしいメロドラマだった。
甘美さと苦汁の往復運動を基本的なドラマトゥルギーに持ちつつ、その構造を鮮やかに乗りこなしてゆくハンナ・シグラの途方もない美しさ。ジョージ・バードを殺した後の順…
これが1978年!?
世界は全く動いてないとさえ思う衝撃的な作品…!!!
椎名林檎さんの書いた
「大した切り札もない僕の好きな場面と云や災い転じ福と為す
ピンチをチャンスに変える頓知くらい編み出そ…
戦後ドイツを生き抜いた、例えば、マリア・ブラウンという女性。
当時と言えば、例え旦那と死別しようとも、1人の男性と添い遂げるというのが、女性の結婚観だったであろうと思われ、悪い言い方をすれば、した…
オープニングから迸る先鋭性。
愛と取っ組み合い生きた女性の生涯。
鉢合わせシーンの無慈悲な衝動には笑ったけど、気持ち分かる。likeとloveは雲泥なのだ。あの幕引きもまた愛の所業だったのだと思う。…
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