70年代から80年代のドイツ、ニュージャーマンシネマの監督ファスビンダー作品。
ヒトラーの写真と爆撃から始まり、爆撃とドイツ首相のネガ写真で終わる。
出征した夫ヘルマンの帰りを待ちながら、懸命に…
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もう最初から間違いない、ヒトラーの肖像の爆発から始まる、カメラは動かなくても、窓が割れ、結婚の書類が舞い散り激しさ演出、その絵の凄さ、逃げる役人を捕まえてでも結婚する脚本のおもしろさと安易な結婚がう…
>>続きを読む【2013/9/27:早稲田松竹】実況中継と爆発。生き抜くためにはどんな手段でも使ってきた、狡猾にすら見えるマリアの生き方。ライトでテンポ良い編集なので、軽〜くサラっと観ておもしろかった〜、と感じて…
>>続きを読む早稲田松竹にて。ローラとの2本だて。そうそう。キンスキーとか、初期のヴェンダースとか。この頃のドイツ映画は本当に刺激的で、学生時代の自分にはかなりの衝撃だった。そんな事を最初のシーン観ただけで思い出…
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妊娠発覚から裁判に至るシークェンスが素晴らしい。星条旗のわざとらしい使い方に『日本春歌考』を思い出した。これくらい“強い”シーンが後半にもあれば完璧だったと思う。今回のファスビンダー特集は『マルタ』…
>>続きを読む© RAINER WERNER FASSBINDER FOUNDATION