酷く陰鬱な、工場地帯を舞台にした憑依の話。取り憑いたのは殺人事件。「今で満足している」と言っていた男の、しがみつききれなかった未来の幽霊。
1997年、中国。
動いていく時代に取りこぼされていく。…
【雨が降り過ぎると地は固まらない】
大雨により
大地はぬかるみ、
悪事の痕跡は流され、
努力の種は根付かず、
希望の花は決して陽の目を見ない。
カラーでありながらモノクロのような重々しい世界観。…
「ダルッッッッ！？」って叫んでしまった終盤。
彼の人生が1997年で止まっていることを示唆するエンジンがかからないバスのメタファー。
表彰式での演説時に舞う"雪"と最後の雪が繋がっているんだろうな。…
奇しくもちょうど雨の日に鑑賞したとはいえ、意図があるんだろうけどあの天気にはツッコマざるを得ないなあ。ただのど素人が殺人現場や警察署にヅカヅカ入って行ったり、警察も警察で情報を簡単に与えたりするのを…
>>続きを読む好きな人は好きなんだろうけど、「犯人は誰だ！？」みたいなテンションで見てたら、強い肩透かしを食らうのでは😫
ただ、そのようなストーリーに見せかけておいて、全然真実が分からないというラストを経た後に感…
鬱陶しい雨ばかりでしたねー☔️
工場勤務で🏭
探偵さんて呼ばれて公安の手伝いを
する主人公。
犯人を捕まえる為単独捜査。
思い込みの怖さよ…
時が経ち
爆破される工場を見に来たシーン
驚きましたね❗…
いやいや、それで何なん？
殺人事件に取り憑かれた哀れな男の話？
変な正義感に巻き込まれた部下や彼女が可哀想。
爆破される前の工場を訪れた主人公が、たまたま来た老人に保安部から表彰された人なんていない…
香港返還に揺れる中国。田舎町の国営工場近辺で起こる連続殺人事件。工場の警備員である男が犯人探しに取り憑かれ、真っ直ぐに己の執念を燃やすも、ついには報われない。国が急激な発展を遂げてゆく傍ら、社会に置…
>>続きを読む© 2017 Century Fortune Pictures Corporation Limited
