シュテファン・ツヴァイクの短編小説『未知の女の手紙』の映画化。
ある日、男が一生自分を愛していたと名乗る女の手紙を受け取った。だが、男はその女の面影と名前すら覚えてない。しかも、この手紙は遺言状…
時すでに遅し系映画。悲しすぎるって。最後にスターウォーズエピソード6みたいに浮かび上がってくる。終盤、ここぞとばかりに動かない女と動きすぎる男を何度も切り返しで映す。最後まで思い出さなかった男との悲…
>>続きを読む【切ない男女の恋愛】
2025年83本目
純粋な女性が恋多き男性に一目惚れする
やがて時が経ち再会する2人だが、
男性は彼女のことを覚えていなかった。
男女問わず、本当に愛した人なら忘れる筈がない…
映画の中に「ハッと気づく」あるいは「思い出す」瞬間が描かれている映画は好き。そういう意味では本作はとても好み。
お話的には身も蓋もない初恋残酷物語なんだけど、映画の終盤に登場人物が序盤のことを思い…
170
ザ・ルーム・ネクスト・ドアの中で
本作のディスクが映ってたので、
観賞。
忘れるってことは、それほど大事じゃないってことだよね?!
見落としたか、無知か、、、
決闘って、なんの決闘なの…
このレビューはネタバレを含みます
良かったなあ。19世紀末のウィーンの街並み、雰囲気が良く出たねえ。見事ですねえ。アメリカ生まれのアメリカ育ちの監督じゃあ、この味は出ませんねえ。
監督がマックス・オフュルスなんですねえ。オフュルス言…
愚かすぎる、悪徳でしかない女性を共感込めて描く。これが「女性映画」ってこと?
リストの「ため息」がいい感じに編曲されてライトモティーフになっていて良かった。ちょっとショーソンの「詩曲」っぽい感じ…
オフュルスの美しい映像をさらに際立たせる脚本に、リーザを演じるジョーン・フォンテーンの清廉さ。確かに存在したはずの時間はぼんやりと輪郭を失い、女だけが覚えていて、男はずっと忘れ続ける。「あなたがこの…
>>続きを読むシュテファン・ツヴァイク「見知らぬ女性からの手紙」をマックス・オフュルスが監督した作品。かつてアパート住まいをしていた頃の、隣室の女性からの手紙で、恋心を抱きながら移転していった、その気持ちを切々と…
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