イランの巨匠、キアロスタミ監督の遺作。
4分半×24章、固定カメラのフレームで、巨匠は何を見つめていたのか…。
自然や動物を対象にしたものが多く、どれだけの時間カメラを回したら撮れるんだろう…?と思…
正直退屈だし映画館で2時間拘束された状態で観てたら間違いなくキレてた。しかしMacbookの小さな画面で観た僕は今、奇妙な感慨に襲われている。面白いかどうかは別として、キアロスタミがやろうとしていた…
>>続きを読む斬新な作品。ストーリーはないし、ドキュメンタリーとも違う。これが、映画かと不思議な感覚におそわれる。繰り返しでるモチーフが、監督心象風景なのか、何なのか、判断が難しい。しかし、画面の構図、色彩の明暗…
>>続きを読むアッバス・キアロスタミ監督が、晩年、病に倒れる寸前まで3年間にわたって取り組んだプロジェクトで、彼の死後リリースされた遺作。
冒頭、“画家が表現できる現実はたった1フレームだ。名画や私が写真で切り…
JAIHO7本目。
こういう機会でもないと一生観なさそうだったので観てみたけれど、退屈だった…唯一、FRAME 8の海に木が立っていてその先端に鳥が留まっている映像は好きだった。FRAME 24は遺…
ラストフレームが少女がうたた寝している画、眠るように死んだのかキアロスタミ。神の手のように見知らぬ人の素材(人生)を活かして(操り)ドラマを構築していたキアロスタミ。人間の本質を穿り、剥き出しになっ…
>>続きを読む世紀末にみる夢の欠片たち。涙が雨となって流れ怒りは雷となり雪が哀しみとなっておりてくる。この大地を覆う真っ白な哀しみ。ひとの孕む哀愁がじんじんと凍みてくる。翼をもつきみたちや言葉をもたないきみたちは…
>>続きを読む人が気に留めないところを気に留めることのできる才能
芸術全般に持っている才能を徐々に取り出していった一生
キアロスタミ監督の最期の作品になったらしいが何かピッタリだと思う。
誰が言ってたか覚えてい…