鑑賞日 2025/04/06
愛による、自己同一性の破壊。
自分が自分でいられるよう生きていたいと願いながらも、同時に、自分とは丸っきり異なった存在を欲してしまうのが人間である。
それはおそら…
ドレスが素敵だし、シリルや職人さんたちの振る舞いも静かに厳しくて塵一つ落ちてないような清潔感があっていい。
愛の形は色々あるから、主役ふたりのいきさつはそれほど惹かれるものはない。勝手にどうぞ…状…
唯一観てなかったポール・トーマス・アンダーソン監督作品。
これまでも「パンチドランク・ラブ」や「ザ・マスター」の主人公。あるいは「ブギーナイツ」や「マグノリア」などの群像劇でも「ハラスメント気質」…
あのエンディングはどういうことだったんだろう。破壊と再生を繰り返す関係。
交互に力を奪い、与えることで永遠に離れられない絆を作ったということ?愛という名の
うーーんんずっと生き方を探していた2人が…
神の映画。映像の美しさだけで終始鳥肌が止まらない。私こそが彼に選ばれたというアルマの振る舞い、表情に完全やられた。キレられても気難しいだけよと蹴飛ばす、どんどん強くなると言うよりは最初から強かった。…
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私のやり方で愛したい
誰も私ほど長く立てない
あなたのドレスで埋葬されたいそうです
2025年映画42本目
ゴージャスなルックと老いた男性性が折れるまでを描いた映画。
1950年代のロン…
いつものポール・トーマス・アンダーソンとは少し軌道は異なるものの、しかし、これもまた1つの父性の挫折のように僕には感じられる。このことは、フィルモグラフィを概観するように『マグノリア』(1999年)…
>>続きを読む1年ぶりにPTAの長編作品観たよ!コメディ系の彼の作品とはまた違う楽しみ方ができて良かった。
もう衣装と年越しパーティーの場面の美しさときたら…。映画館で観たら結構感動するんだろうな。あとキスシーン…
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