20年余の人物の心象の変化を、衣装において繊細に伝える宮本まさ江さん、隅々にまで目を凝らしたくなる原田満男さんの美術が印象的
一言で表すと「匂いのする映画」といったところか
…
・平成の終わりを感じるような映画
・茶道を通じて移ろいゆく典子の人生を追いかけていく。日日是好日という言葉をどう体現するかという主題
・結構序盤で、頭で考えてはダメと樹木希林が叱ってるシーンがあって…
淡々とお茶のお稽古が続いていく日々の中に、いい日も悪い日もある。
何か特別の事が起こるわけではないけど、茶道って、そんな日常を特別な日と感じるように、感性が研ぎ澄まされていくのかな…
お遊び程度に…
黒木華が経年で綺麗になりすぎでよかった。
もともとが静謐な作品なので環境音がよく響く。茶道に明るくないので勝手な感想だが季節により作法が変わる等、変化に富んでいるからこそライフワークとして馴染みやす…
(C)2018「日日是好日」製作委員会