ある番組で、磯野貴理子さんが原作のエッセイを勧めていて、読んでみたいなぁと思っていたら映画化が決まって、樹木希林さんがお茶の先生役でずっと気になっていましたが、やっと観ました。
人間はその日あった…
日常に潜んでいる直ぐにわからない事に耳を傾ける大切さを切り取った作品でした。
頭で考えてお茶を『作業』として捉えていては駄目で、自然に体が動いて周りを慈しみながら楽しむ事の大切さを映像を通して感じる…
この作品、女性専用作品。
この映画に出てくる男(父親さえ)は、往年の西部劇の女性より無個性である、そこに居るのは♂という記号であり背景か置物のようだ。
だから黒木華が男と別れて泣いても男女のドラマが…
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