本作をはじめて鑑賞した時は高尚な芸術作品なのかなぁとも思ったりもしたのだが、今回あらためて見直してみると、ポップカルチャーに対する巨匠アントニオーニの批判的な眼差しを感じたのである。坂元裕二は本作と…
>>続きを読む途中までふんふんと思って観てたのに急に追いつけなくなった。
メモ程度に思ったことを、
序盤から、モデルにキスして、もだえろ!のシーン良過ぎ
これぞスウィンギングロンドンみたいな雰囲気可愛い
漠然と…
“What did you see at a park?”
“Nothing.”
映画が世界の再演としてモナドの表象なのだとすれば、無意識の微小表象は写真(視覚的無意識)なのである
Cf.ベンヤ…
アントニオーニ監督、全くの初めて。
フォトグラファーのトーマスは、売れっ子モデルの撮影。息抜きで公園を散歩中に大人のカップル、撮影した写真を引き伸ばすと死体がある。
写真を返せと言ってくる女性。
…
女は見つめられるほどに、男は見つめるほどに、それぞれの核心に宿る空虚さを知ることになる。それは、愛と呼ばれる濃密な希求性が内実(対象の対象性)を失い、何かを希求する力のみが取り残されることによって浮…
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