虚栄心
2019年製作の作品がようやく日本に。
舞台劇と現実世界がシームレスに繋がっていく126分。
いくつか繰り返されるセリフがあり、出来事が重なっていく構造によりどんどん人物描写が深まっていく…
レビューを書き忘れていた
だいぶ時間が経ってしまい、曖昧な感想になってしまうが
音楽、モノクロ、スパイ、服装や建物
どれを取っても美しい
時間が経っても、目にしたシーンの残像が焼き付いて離れない
…
【第76回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『スプリング・フィーバー』ロウ・イエ監督作品。ヴェネツィア映画祭でコンペティション部門に出品された。横光利一『上海』がうっすらベースにはされ…
このレビューはネタバレを含みます
友人に連れられて鑑賞。中国映画初めて見た。モノクロ。前半はテンポ悪くてちょっと退屈。後半はアクションあり、話も動くから面白かった。劇のリハーサルと現実が交錯する演出とか、後半になって繋がるとこもあっ…
>>続きを読む■コン・リーの全てのカットが美しいロウ・イエ監督の最新作。
日中戦争のさなか、魔都上海を舞台にしたスパイたちの暗躍戦です。
いろんな思惑が交差、多重衝突。日本、英仏、中国(一枚岩ではなく重慶サイド…
光と影の濃淡が恍惚とするほど美しいフィルム・ノワール。
窃視的なカットに滲む墨をぼかしたような灰色、一粒の涙に宿るダイヤモンドのような煌めき
ぼんやりとした夢うつつを白昼夢というのなら、この映画は…
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