ものすごく良い物語なのだけれど、何か行間がごっそりと抜け落ちている気がしてならない。
構成と尺の問題なのだろうか。
愛し合っているのに「愛し合えない」辛さと哀しみ、若さ故の自尊心も重なり。
若い男女…
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60代になったフローレンスは、5人の孫たちに恵まれ、幸せに暮らしているが、心の中では、毎日エドワードを思い出しているのだと、私は思う。
最後のコンサートで、エドワードの流す涙に、もらい泣きしました…
たった六時間で終わった結婚生活。お互いに愛しあっているのに壊れてしまう愛。それはお互いの未熟さが原因の場合、意地の張り合いだったり、素直になれなかったり、受け入れられなかったり、後から冷静になってみ…
>>続きを読む原作を読みました。主演の二人はフィットしていました。原作ではあのシーンにいたるまでの二人の心理が繊細に書かれていて、この小説のメインなのです。これが映像化されていない、というか映像化はほとんど不可能…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
切ない…。そして複雑に絡まりあってるお互いの事情。妻フローレンスか夫エドワードかどちらの視点で観るかによって感想がだいぶかわりそう。
幼少期の辛い体験からセックスに嫌悪感をもつフローレンス。初夜の…
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