旧東ドイツの大型スーパーで働くことになったクリスティアンと、彼を取り巻く会社の人々との日常を描いたヒューマンドラマ。
終始、上品な雰囲気と静けさ、そして何とも言えない哀愁が漂っている作品。曲や効果音…
G線上のアリアを聴くとどうしてもリップヴァンウィンクルの花嫁が浮かんでしまうのだけど、この映画もかなり良かった。
どうしても気になったのが、良い人なのかもしれないけれど、クリスティアンが映画を通し…
高速沿いの大型スーパーに雇われた無口な青年クリスティアン。全身にタトゥーを入れた訳ありらしい彼だったが、飲料部門の責任者ブルーノの元でフォークリフトの運転を習い、徐々に自分の居場所を見つけていく。
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旧東独だった地域にある巨大スーパーが舞台。そこに入社して来た若い男クリスティアン、体中のタトゥーから何やら訳ありだと感じる。上司や同僚はぶっきらぼうだけど温かい。立ち入った事を聞くでもなく、よくある…
>>続きを読む無愛想だけど意地悪な人がいない
なんならあたたかい人ばかりで
心が癒された
なんてことない日常と
何気ない幸せと
突然の事件と
淡々と日々は過ぎてゆく
シュールで紙一重な研修ビデオ
通路に残る…
左右対称の通路、整然と並ぶ棚。
夜更けだったり夜明けだったり、人々が眠りについてる時間帯でも働き、帰路につく人がいる。
適当に働いてるように見えるけど、使い込まれた操縦席、剥がれかけのステッカー、ぶ…
ドイツベルリンの壁崩壊後、再統一された後、旧東ドイツの人々の社会の底辺での心の触れ合いを描いている、とても真摯で繊細な作品です。
原題は、『通路で』ということだが、舞台が旧東ドイツのトラック会社の跡…
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