身体の繋がっていない結合性双生児。心理上の(おそらく)後天的な繋がりが身体の結合すらも呼び込む。その逆ではなくね。
まるでカルト教団のような、真っ赤な手術衣。ビバリーが製作した、まるで昆虫の脚のよう…
ジェレミー・アイアンズの一人二役の演じ分けが凄過ぎる。まじでそれぞれの人格を持ってる男二人にしか見えん。
手術着の色が赤なのが何よりもやば過ぎるし、なんか胸の中がドーンと重くなる映画やった。
マ…
主演のジェレミーアイアンズが素晴らしい
しかしこんなに薬物が出る映画とは思わなかった
なんか双子のヤバい殺人狂みたいな話と勘違いしてました
自立に向かう話は星の数ほどあれど統一に向かう(しかも肉体的…
このレビューはネタバレを含みます
人命を救うための実直な医療器具が、ある時は情事におけるSMの性道具となり、またある時は生物の一部を模した拷問道具のような形に姿を変える…
クローネンバーグの手に掛かれば、テレビ、車、ベッド、タイプラ…
ゴシックメルヘンなOPに19世紀怪奇小説みたいな設定で始まる物語だが、そこへセジウィックの指摘する「男女の恋愛が描かれているようで実際は男同士の関係が描かれているイギリス文学」に対するクローネンバー…
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私はこの世界に〈ひとり〉として生まれてきて、プラトンの饗宴で言うところの「おなかの繋がった片割れ」を探し続けてもがいているというのに、あなたたちはかっこいい器具で分離作業を行うわけですね。わけなんで…
>>続きを読む赤い背景に手術器具が描かれたオープニングが良い!
一卵性双生児として生まれてきた2人。体は離れていても心は結合双生児、何をするにも一緒死ぬのも一緒。子宮という2人だけの世界、空間にいた彼らは無意識に…