塚本晋也監督が20年に渡り温め続け完成し、ヴェネツィア国際映画祭を震撼させた時代劇。
これは中々の衝撃作。今までの時代劇では描かれてこなかった、「人を斬る」というテーマを強烈に表現しています。
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刀を作る過程から始まる本作は、生い茂る竹藪の中で手持ちカメラによる錯乱状態を追体験するという意味では前作「野火」に通ずるものがある。
刀を手に取りついに相手を斬ってしまう池松壮亮の瞬発力と、対峙す…
間違いなく今まで観てきた時代劇とは大きく一線を画する1本。「人は何故人を斬るのか」、その意味を問い質す作品は今までいくつも作られてきたとは思うが、今作はその問いかけがずっしりとのしかかってくるような…
>>続きを読むKAIJYU THEATER