「顔のない眼」と同様、屋敷を魅力的に用いたゴシックホラー調の作品。本作は城自体が主役と言える面もあり、音と光で装飾された城は中世の伝説を再びその身に宿すことになるのだが、このシーンが実に素敵。現代の…
>>続きを読む冒頭のシーンから素晴らしくてドキドキソワソワしてしまった!
お屋敷で起こる連続殺人事件&遺産相続問題ってだけで最高でしょ。
幻想的でミステリアスな世界。
殺人事件の話そのものはあっさりとしているが…
城に住む伯爵の遺産相続連続殺人を館もの幻想ミステリー仕立てで。
人が死んでも悼まない、あっけらかんと城に残る一族の図太さがエクセレント。
軽いんだか重いんだかわからないムードが土ワイっぽくて良かっ…
朝、スカパーで「男と女」が放送していて、そこでジャン=ルイ・トランティニャンを見たばかりだったので、オープニングクレジットで名前出てきたから偶然に驚く。前半睡魔に負けてあまり記憶にないのだけど、後半…
>>続きを読むジョルジュ・フランジュ監督作品。
ある城に住む伯爵が危篤状態の中、城から姿を消した。遺産相続人達が集まったが、亡くなったと思われる遺体が見つからないので死亡推定日より5年経たないと莫大な遺産が相続で…
不思議な叙情感のある映像。スポットライトに間近で当たるだけで死んだりする世界。城をテーマパーク化して大衆の面前で反復される忌まわしい伝説。倦怠とエゴに塗れた登場人物たちの振る舞いはどこか滑稽。窓辺か…
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