ポン・ジュノ監督作(『TOKYO!』『母なる証明』)の助監督・片山慎三(81年生れ)初監督作と知り『岬の兄妹』(19年)観了。その後 山下敦弘作品でも助監督を務めたとのことで期待は高○。予備知識なく…
>>続きを読むかなりヘビーな作品。ただ、メインの2人の演技は圧巻であり、精巧。それに負けず劣らず作品自体のディテールの完成度の高さとその内容が持つメッセージから芸術的な作品であると感じた。凄まじくリアルに丁寧に貧…
>>続きを読む岬で、自閉症の妹と兄の2人きりで生活していくなかで、ふとしたことをきったけに始めた違法な商売。
妹の自閉症を利用しているだけにみるひとによっては不快な気分になるかもしれません。
自閉症の子がなん…
こんな心臓がバクバクし続ける映画は、
なかなか無い。
それが緊張なのか恐怖なのか罪悪感なのか、
自分でも良くない分からない。
90分、とにかく引き込まれていた。
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テーマがテーマだけに、
大手を…
足の悪い兄はふとした事件から失業し、知的障害の妹はふとしたことから売春を覚え、2人は妹の売春を生業にしていく。
正しくないけれど、そこしか生きていけない。ハードな内容なのに笑いもあり一縷の希望もあり…
冒険
足の悪い兄と自閉症の妹。兄が二人で生きるために笑んだのは妹の身体を斡旋することだった。
-海の匂いがしました-兄が火事場のアイディアで守りきった1万円と引き換えに少年が与えたこの悪態への慰…
最初のうちは底辺に生きる兄妹の話で「万引き家族」より更に悲惨やんって思って観てた。実際物語が進むにつれ観てるこっちの心が痛くて仕方なかったよ。でも途中からそうしてでも生きていくという強い意志と、なん…
>>続きを読む「まりこ〜、まりこ〜、どこに行ったの?」
寂れた港町を髭面で汚れた作業服の男が脚を引きずりながら、まりこという女性を探すシーンから本作は始まります。
「家からでちゃだめだって言ったのに」
「何やって…
観たいなと思ってた作品を試写にて鑑賞。
身構えるほどの衝撃ではなかったけれど、このご時世では中々に問題作だなと思った。
例えば扱う題材だとか、地上波での放送はキビしいであろう表現だったりとか…
試写会の招待で話題となっている『岬の兄妹』を観た。監督はポン・ジュノ『母なる証明』や山下敦弘『マイバックページ』『苦役列車』の助監督や、キム・ギドグ作品などでもスタッフを担っていた片山慎三という人で…
>>続きを読む(C)SHINZO KATAYAMA