このレビューはネタバレを含みます
虫を見てやたらと叫ぶ女の人面白かった。
窓ガラス一面に虫がおるのはゲゲゲってなったけど思ったより虫出てこんかった。
フン転がしのフンが巨大化した時、フン転がしおじさんが足で転がすかと思ったら逃げるだ…
演出としての意図は理解できる。
けど、何故そんな「画」が撮りたかったのか。さっぱり解らない。荒唐無稽。
監督が入浴中湯に浸かってる時、トイレで大便してる時、「あ、良いじゃん!」って思い付いたアイデア…
「虫の生活」という芝居(虚構)をやるための稽古がやがて別の虚構になだらかに変化していき、それを撮影しているシュヴァンクマイエルたちという並行世界もまた、夥しい虫を集めたり、大きさの違うフン玉を何個も…
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いちばん好きなところ、フンコロガシが窓から落っこちようとしてコケたときに窓からひょっこり顔を出す監督。
メイキングのメイキングってことで現場が2つあってその対比なのかな、って捉えました。
つまり「…
ヤン・シュヴァンクマイエル監督、最後の長編映画。
今までやってきた自らの表現をメタ的に劇映画に落とし込む、ヤン様直々の語り部で描いた今作もまた異色作。
コメディ色が強く、大きなテーマである蟲を元にグ…
戯曲「虫の生活」の練習をするアマチュア演劇グループ
しかしリーダー以外やる気なし
次第に夢と現実の境目が曖昧になって行く
時々撮影風景と役者へのインタビューが挟まれる
和気あいあいとしていていいな…
© Athanor Ltd.