戯曲『虫の生活』を題材にしたアマチュア劇団の群像劇として始まりながら、実際には演出スタッフの制作風景や監督自身による語りが織り込まれた、多層的なメタ構造を持つ異色作である。(個人的に虫が苦手なため身…
>>続きを読む最後の長編、ということで、監督のやりたい放題だな!と思いました。
始終「どこに連れて行かれるんだろう…」と不安になりながら鑑賞してましたが眠くならず、それは監督の可愛らしさとか、不器用さに魅力を感じ…
劇団が演じる戯曲と、その練習風景、そして蟲自体のメイキングが行ったり来たり(物語で印象的なシーンにいくとパッっとメイキングシーンに入る)。
そのせいで全然入り込めないんだけど、不思議なもので見てる…
ストーリーがなんと言ったらいいか心情の変化はあるが「うぅぉぉー☝️」と燃えるような、そんな人間関係はないし、場面も大抵舞台練習の場所で終えてしまう。
だけど『なんかめっちゃ面白いぞ、これ。』とまぁな…
ヤン・シュヴァンクマイエル監督の最新作にして
最後の長編映画とされている作品。
2018年公開やけど日本での正式な公開は2025年。
シュヴァンクマイエル監督は学生の時にハマってインタビュー本を買っ…
終始笑ってた。こんな映画撮れたらマジで楽しいんだろうな〜
制作風景のドキュメンタリーみたいなやつは観たことあったけど、それをガッツリコメディー要素の一部にしてしまうっていうのは初めて観たと思う。強い…
作中でフンコロガシの衣装のまま現場入りする冒頭から笑った。
気持ちが悪く見ていると面白くて滑稽という点が虫と人間はそっくり似てる。
各ポイントで入るメイキングはシュール、楽しそうでいてクレイジー。作…
勝手に期待していたビジュアル的なシュヴァンクマイエルらしさは薄かった感じがするけど、良かった
メイキングとストーリーを行ったり来たりする形式は、こうやって撮ってるんだ!というのが知られて普通に面白…
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