インディーズ映画界の登竜門として知られる田辺・弁慶映画祭の2019年(第13回)コンペティション部門で、主演の福永朱梨が俳優賞を受賞した作品。
橋から身を投げて自殺を図ったものの、死ぬことができ…
高校が舞台の、生徒と教師の恋愛、三角関係、秘密を握った生徒による強請り、自殺騒動と、一見よくあるストーリーなんだけど、鑑賞後感は不思議と学園ものを観た気がしないところが面白い。なぜかはよく分からない…
>>続きを読むまさかの万田邦敏と同じような話。
またこういうのかーという純情切実さにウッとなったし、視線の絡み合いを撮るのもなんかもっさりしていたけれど、たまにハッとするカットが入る。全部セリフで言わなきゃいけな…
●彼女はひとり(2018年日本。福永朱梨)
allcinemaに「謎めいた狂気の復讐劇」とあるが,そこまで“狂気”は感じられないし,それを期待すると手酷い目に遭うと思うがな。
とある理由から幼馴…
2022年 100作目
大学院の卒業製作として作られた本作。完成度はめちゃくちゃ高く、心の揺れ動きを上手く表現している作品だと感じた。中盤以降からプラスのある要素がカギとなっていくが、上手く作用し…
演出や会話から想起されるのは清よりも濱口。まだ気が早いかもだが、彼の正統後継者は中川奈月では。femme fataleのように映る主人公が周りを精神的に侵食していくけれど、結局彼女の行為は自傷に近い…
>>続きを読むロマンポルノ『手』の鑑賞を明日に控えて、朱梨ちゃん主演の作品我慢できずに見てしまいました。
まだ小さい時に、親も友達も先生もみんなわたしじゃない人を好きになる、と思った時期あったな…と思い返しまし…
いやすごおもしろこわ………
ヒデくんがたった一度見たことにより、さとこちゃんが「いる」ことになるのが凄い
人が好きな相手について第三者に語る時にはあまりにも陳腐に思えた感情が、対峙した時に本物へと変…
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