本当に素晴らしいし、この映画に出逢えて、研究する機会が出来たことに感謝したい。
約30分長尺になったことにより、前作よりもすずさんの複雑な「人間らしさ」が増した。不思議なもので、映画を観終えた時の感…
長尺版ははじめてみたが通常版も劇場公開時にみたきりでうろ覚えなので明確に違いが分からなかったが、通常版のほうがもっと見る側に委ねられていた印象で、こちらのほうが分かりやすくて恋愛色が強くなっている気…
>>続きを読む終戦80年にあたって鑑賞。市井の人にとっての戦争を描いている。
うたた寝で見るぼんやりとした夢のような雰囲気の映画だったが、気がつけば泣いていた。
世界の片隅で送る日常線上に戦争があり、原爆があ…
当たり前で、普通の、日常。
そこに戦争というものがじわじわと入り込んできて、大切なものをたくさん奪われて。
それでも続いていく日常を、なんとかして生きていかないといけない。
そうやって世界の片…
2025年179本目
『この世界の片隅に』が戦争映画として出色の傑作だということはそちらのレビューでも書いたが、『さらにいくつもの』では遊郭のリンとの出会いが描かれることで、すずと周作のドラマがよ…
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会