圧倒的映像美
この映画はモノクロじゃなかったら映像美が半減していたよね。メキシコの軍事制圧やクソな男どもに巻き込まれても強く生きていくクレオと奥様の姿に感動しました。特にクレオがラストシーンで荒波の…
オープニングから釘付け。音楽皆無、リアリズム的な無機質な描き方ながらも一寸も集中が途切れなかった。黒澤的な対位法や伏線の貼り方など少し技巧的すぎるが、平坦な物語にドラマ性を付与する上では効果的か。
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死んでるから言えない
ギリギリすぎる駐車
素っ裸で剣術
映画館前の物売り
こんな逃げ方ってある?
なんでそんなギリギリ攻めるの?
地震に祈る
歴代飼犬の剥製
お前そんなんでよく武道を語れるな?
みん…
圧巻の映像美。
太陽の光と陰影、水のゆらめきと反射、どれもモノクロであることで、かえってその美しさが際立っていた。人をフレームに収めるというより、風景を切りとった中へ人が入り込んでくるようなショット…
POPEYEの映画特集で知り、
アカデミー賞受賞作品ということで
鑑賞しました。
率直な感想としては、自分とは
あまり相性良くなかったなぁと
いうところでした。
淡々と流れる日常が、あるきっかけで…
「これまで以上に私たちは一緒だよ、もっと近く、もっと近く離れずに」
と言い母親・ソフィアが4人の子供とメイドのクレオを抱き寄せたシーンは、映像が雄弁で合ったこの映画ではじめて言葉の強さを感じさせた。…
言葉を言葉として信じないように、映像を映像として信じない。それらは、いったん解体されたうえで、再統合されている。
アルフォンソ・キュアロンの作品を根底から支えているのは、こうした距離のように思えて…