突如始まったアニエス・ヴァルダ特集も三作目。
若者の恋愛を、港町の生活ドキュメンタリーに絡めた野心作。
アニエス・ヴァルダの長編デビュー作にして、ヌーベルバーグの先駆けになったすごい映画だけど、公開…
ヴィスコンティの「揺れる大地」のドキュメンタリー・タッチに、ロッセリーニの「イタリア旅行」の夫婦の倦怠、そしてアラン・レネの「去年マリエンバードで」のようなモノローグ的台詞による幻想的浮遊感を混ぜた…
>>続きを読む「ヌーヴェル・ヴァーグ」の始まりとも言われてる作品みたい。
本当に淡々としてる。
イタリアの漁村の人々の日常。
1組の夫婦は夫の故郷で
これからのことを二人で語り合ってるって感じのが基本的なとこ…
写真が動いてるみたいな映画だった、(ヴァルダが元々写真畑だったのめちゃくちゃわかる)夫婦の会話と(初期ヌーベルヴァーグって感じがした)漁村で起きていることが交互に語られていくのだけれど、関係あるのか…
>>続きを読むなんともなだらかな流線型を描くヴァルダさま、あまりにもすぅーと通り抜けるのでいつも夢か?おとぎ話なのか?と言いたくなるんだけど。静を学んだなら落ち着けよという、フランス人のツッコミここにあり、学び、…
>>続きを読むはっきりとした輪郭をもたない小さな村。
そこにあるすべてものは絶えずゆらぎ、たわみ、きしむ。
何ひとつとして同じ形のまま留まっているものはない。
その田舎の村は、とある男の故郷だった。
自身の浮気が…
(c) 1994 AGNES VARDA ET ENFANTS