オーバー・ザ・リミットの作品情報・感想・評価

上映館(1館)

オーバー・ザ・リミット2017年製作の映画)

Over the Limit

上映日:2020年06月26日

製作国:

上映時間:74分

あらすじ

「オーバー・ザ・リミット」に投稿された感想・評価

磨

磨の感想・評価

2.9
2016年リオ・デ・ジャネイロ五輪、新体操個人総合で金メダルを獲得したロシアのマルガリータ・マムーンに密着した記録映画。
実録版「セッション」とも言えるような作品。指導なんて生優しい言葉ではなく、精神的にやられるような罵詈雑言をひたすら浴びせるコーチ。ある意味衝撃的なドキュメンタリー。
ガン闘病中のマムーンの父親すら引き合いに出すモラハラBBAイリーナの執拗な追い込みに対し、常に表情の暗いマムーンをずっと見ているとこちらの精神もやられてしまいそう。そのぶんマムーンが恋人とイチャつくシーンにはホッとする。

あらすじにも書いてある「あなたは人じゃない、アスリートなの!」ととんでもない暴言を言っているシーンがあるが、その時言われたマムーンも脚が220度くらい開いており、さもありなんと思ってしまった(笑)

しかし、おそロシア。
近年話題のドーピングしかり、電子機器を使用する究極の不正をした1976年のボリス・オニシェンコの例を出すまでもなく、一般的なイメージとしてもロシアのスポーツ界には“勝つためならなんでもやる”という印象がある。いいイメージが全くないぶん、冷静に考えたらモラハラコーチの存在なんざ通常営業にも思えてしまったり‥。
はな

はなの感想・評価

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美しい世界の裏には…
想像もできないような世界がある。

観終わった後、
心臓のバクバクが止まらなかった。

新体操というスポーツに出会えて、幸せだ。

ありがとう。
予備知識無く鑑賞したので、何組かの母娘が来館していたのを見て「おや❓」と。

現役の新体操選手が母と観に来るくらい有名な選手なのだと後で知る。リオデジャネイロオリンピックで金メダルのマムーン選手のドキュメンタリー映画です。

パワハラ鬼コーチとマムーン選手のやり取りを淡々と描いていくのですが、本当にドキュメンタリー?というほど生々しく、そして美しい。

日本で言えば、浅田真央ちゃんとコーチのやり取りを永遠と撮影し、家族や恋人と過ごす時間をも惜しげなく作品化すると言ったような奇跡的作品。
スポーツ界のパワハラ問題ともとれるし、鬼コーチがいなければ金メダルに手が届かなかったとも言える。
上映時間が75分と短いのと、リオデジャネイロオリンピックでの金メダル演技の映像が無いので物足りなさはあるけど、ドキュメンタリーとは思えない美しい作品でした。
カズキ

カズキの感想・評価

3.6
部活を思い出した。
金メダリストのドキュメンタリーとは思えないラスト。
スパルタを象徴するためだけではない映像の芸術性とストーリー性が、まるでこの映画を撮るために現役を捧げたの?と思ってしまうほど、物語として良い。
Mana

Manaの感想・評価

3.0
新体操の演技のシーンはちょっとしかなくて残念。ただ、もともと他の人の感想を見て分かってはいたので特に不満はない。

昔ながらのスパルタ指導は「魂まで奪われた少女たち(ジョーン・ライアン)」を思えば意外でもなく、むしろ描写は控えめかなと思った。
コーチの大ボスイリーナと小ボスのアミーナ。二人の仲は悪くいつもピリピリしてる。
練習時も大会時も揃ってリゾート地と見間違えるような場違いファッション、ゴテゴテアクセサリーをしているのが気になった。。。あれが体操界コーチあるあるなの?

リタがとにかく罵られまくる。日本のシンクロコーチ井村さんなんて優しくて甘いんじゃないかと思わせる。。。コーチ側はこの罵倒に耐えられてこそ選手は力が発揮できると見越しての事だろうけど、あんた達は現役だった時でもそんな実力なかっただろと問いたくなる。
とにかくアスリートの精神力の強さに震えるわ。軟弱なメンタルじゃ決してメダルは獲れないんだ!
リタは疲弊し、父親の病気も重なりイラつき、もがくけど最後は栄光を掴み取る。なんて素晴らしいんだ!何となくコーチの思うツボな気がするのが悔しくもあるけど。。。

「あなたは人間じゃない、アスリートなのよ」と小ボスのアミーナが言い放つ。もしリタ以外の人が言われたら「アスリートだって人間じゃわい!」とアミーナを蹴り飛ばすわ!

リオオリンピックで金メダルに輝いたリタの演技は作中に出てこない。権利の問題なのかもだけどさすがに見たかったなぁ〜
さわら

さわらの感想・評価

5.0
スポ根ドラマから飛び出てきたようなコーチの、パワハラ・モラハラに耐えた先のオリンピックでの栄光に、どれほどの価値があるのかを問う。
スポーツと政治・プロパガンダが濃密なロシア・スポーツ界の暗部を晒しているようで、実は国内でも多かれ少なかれ思い至る節があり、観ていて冷たい汗をじっとかく。

オリンピックイヤーの“はずだった”2020年、最大の劇薬。
haomei

haomeiの感想・評価

3.2
20/8/9 シネマ・ジャック&ベティ
かい

かいの感想・評価

3.6
あなたは人間じゃない。アスリートよ。

リタの精神がすり減る様を永遠に見せられる、ちょっと特殊なドキュメンタリー。スポット当てるところが普通のスポーツ系ドキュメンタリーと違う。
この映画、観てる方も精神削られるなー。

リタを抱きしめてあげたくなる。
スポーツをずっとしてた私が思ったのは、コーチ達からそれぞれ違うこと言われたり、コーチ同士が揉めてるのって、選手からしたら1番迷惑。
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