ギャベの作品情報・感想・評価

「ギャベ」に投稿された感想・評価

uyeda

uyedaの感想・評価

3.1
日本人だからかもしれないが、こういう感じならパラジャーノフ観ればいいなという印象。マフマルバフって複数映画を通して一貫した主題がある訳でもなく、多分思い付きでいいと思った事を撮ってるのかなと思えてしまって、その辺りが好きって言い切れない
遊牧民の生活は興味深かったし、絨毯作るシーンや色の授業のシーンもあまりにパラジャーノフ的過ぎたとはいえ色鮮やかで悪くはなかった。

でもサイクリストやパンと植木鉢みたいな他の代表作と比べると穏やかなせいもあり熱量が減じていた感は否めなく物足りなかった。

羊の出産シーンも良いシーンなのに使い方がちょっと微妙。

というか見るべき1001の映画にこれ選ぶなら絶対パンと植木鉢の方が相応しいと思う。
No.909[パラジャーノフに遥か及ばず] 40点

何故評価されているか未だに理解できない監督の一人にモフセン・マフマルバフがいる。何が評価されているのか、ぜひとも教えていただきたい。

本作品は絨毯と物語=人生を”紡ぐ”という共通点から、絨毯を通して老婆がその夫と共に人生を振り返るという話なのだが、重要な局面で説明過多だったり我々の想像に任せたりと身勝手だし、いわゆる”詩的”な映画を目指そうとしたのが見え透いた牧歌的な映像は美しいを通り越して寒々しい。特に、テーマである”人生は色だ!”のシーンで、”死は…”と言って黒い絨毯が映される。その直後に妹シャーレが崖の上に登るシーンが有り、主人公ギャベの手元に黒い毛糸が投げ込まれる。伏線が露骨すぎてワロタ。

極めつけには、花を鍋に入れて熱し羊毛に色を付けるシーンが登場する。パラジャーノフ「ざくろの色」そのままだ。これは流石の私でも分かるパクりである。

この後に見た「セレブレーション」が中々強かったのと、昨日の「イカリエXB-1」「四月の永い夢」に潰される形で頭に何も残らなかった。本当につまらない話だった。
yadakor

yadakorの感想・評価

3.0
最近じゃこの手の映画は開始1分で寝落ちを予測できるようになった
イラン人はイラン人とイラク人の区別できるのかな、とふと思った
短くて見やすいのは◎
(1996年、イラン・フランス) (2012/11/06 DVDで視聴) 写真集みたいな作品。フェルメールブルーを思い出した。イラン映画なので恋愛が成就したことを直接表現せず、奥ゆかしい。
発(初)イラン映画。

色で出来ている物語。
自然から発せられる色がとても綺麗。
物語をギャベに織り込む。
その時に発するリズムが印象的。
流れる水に花が流れている様が良い。
民族衣装も鮮やか。
移動する時にも糸を紡いでいる。
そういう概念が新鮮。
遊牧民の人達の生活が
垣間見れてとても良かったし
かつ勉強にもなった。
そしてなによりファンタジック!
色をつかむところが好きだ、、

(監督の名前が早口言葉みたいで難しい)
Tyga

Tygaの感想・評価

3.8
カラフルな世界観。
人生は色だ!というように印象的な色を使った演出が全編にわたって決まっている。
ただおしゃれや絵画的というよりは、より土臭いのがこの監督らしさだと感じる。

アートフィルムと思って身構えていると、ストーリーが意外と丁寧に説明されるので拍子抜けする。

ギャベ、一枚家に欲しい。
パラジャーノフのイラン版みたいなのをやりたかったんだろうなと思うが、圧倒的な才能の差…
モフセン•マフマルバフ特集で劇場で観ました。幻想的でいまいち内容追えなかったかもな曖昧な記憶です。