にんじんの作品情報・感想・評価

『にんじん』に投稿された感想・評価

国、時代を遡っても、家庭内の問題は
普遍的なのだと知った。
夫婦の不和。子供の虐待がテーマだ。
子供が最後の手段をとる中、駆けつけた
父親に助けられ命を救われる。
芽生えたのは、父と子の愛だ。夫は暴…

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にんじん

児童虐待・ネグレクトを扱いショッキングなシーンもある
子供への無関心と親の孤独感の転嫁としての子への暴力など問題の本質に迫る
不幸はどこから始まっているのか、家族の在り方への問いが重い
alf

alfの感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

カレー作ったらにんじん抜きだったんで。

すごい作品だこと。
超天才子役!

【神様 ルピック夫人が
 ボクを忘れますように】

結婚予行でピュアーンときて
納屋未遂で号泣、
パパンと同じ歩き方でセ…

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たく

たくの感想・評価

3.7

愛のない家庭で孤独に暮らす少年の苦悩を描くジュリアン・デュヴィヴィエ監督1932年作品。調べると、自身が監督した1925年のサイレント映画のリメイクとのこと。原作はたしか子どもの頃に世界名作童話全集…

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漫☆画太郎の古典文学

青空文庫

の流れで鑑賞。
お父さん原作より優しいね…!😭
出てくる子供達が皆可愛い…

飯ストとか寄宿学校の話とか、お兄ちゃんのいじめるシーンとかもう少し入ってくるのかな…

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劇中で主人公一家がメロンを食べていて驚きました。
ワイが子どもの頃(大昔ですが、それでもこの映画よりははるかに最近)、メロンは入院しない限り食べられませんでした。入院すれば誰かがお見舞いで持って来て…

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このレビューはネタバレを含みます

デュヴィヴィエ監督が1925年に制作したサイレント版をトーキー版としてセルフリメイク。日本でのデュヴィヴィエ・ブームの幕開けとなった一本。1934年(昭和9年)キネマ旬報ベストテン第三位。ちなみに第…

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今で言う独親の母の元、生まれ育った少年。

母からいじめれらる日々。今見ると笑うほどおかしいがこの子にとっては普通だと思うとつらい。

まず普通に親から馬鹿にしたあだ名でずっと呼ばれてるのがやばい。…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.9

【1934年キネマ旬報外国映画ベストテン 第3位】
『運命の饗宴』などのジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。ジュール・ルナールの同名小説を映画化した作品。主演のロベール・リナンは天才子役と言われてい…

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なじられながらも気丈に振る舞うにんじんが急に鬱ボルテージマックスになっちゃう流れは大雨の日の濁流のごとしだし、この落差によって生まれる絶望感はつやつやのりんごを切ったら中が腐っていた時と似ている。

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