赦されることのない救済〜映画「ハイ・ライフ」における神なき世界の箱庭〜
「MaXXXine」で完結した、テイ・ウエストの三部作(「X」「Perl」「MaXXXine」)。(https://film…
重犯罪者を刑罰と引き換えに宇宙船に乗せて実験に参加させるというのは犯罪者処遇の点で斬新で興味深い。女性監督ならではな嫉妬憎悪の感情とリビドーの描き方にフランス映画のテイストも漂うサスペンスタッチの異…
>>続きを読む何が起きているか、登場人物がどう感じているか、かなり解釈の余地がある
すごく飛躍した解釈をすれば、自分はあの宇宙船は地球全体の比喩ともとれる思った
途中の電車のシーンでインド人教授がカリ・ユガ(…
クレール・ドゥニが好きなのだが、これは見ていなかったので配信で見た。ドゥニっぽい暴力、欲望、諦観、愛情がある。が、宇宙が舞台でなくてもいいかなー、と思う。SFっぽいそれを期待してしまうが、あくまでド…
>>続きを読む正直何を伝えたかったのかちょっとしか分からんかったンゴ。
けど、宇宙空間っていう人間が適応するには早すぎる環境の怖さは伝わってくるし、何より人間がエゴを持っているが故に繁殖を拒むという生命のバグみた…
クレール・ドニ監督『ハイ・ライフ』(2018)
望まなかった世界も未知へのとびらー
とある条件下で"検体"として生活させられる人々。それは社会貢献として認められるが、人間としての尊厳は剥奪されて…
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