私、オルガ・ヘプナロヴァーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『私、オルガ・ヘプナロヴァー』に投稿された感想・評価

何よりも「女性大量殺人犯」というキーワードが効いている。チャールズ・マンソン、バッファロー・ビル、女性を殺害することを好む無数の映画的サイコパス、そしてアンネシュ・ベーリング・ブレイビクとノルウェー…

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書き言葉であれ、話し言葉であれ、女性たちによく見受けられる傾向として、背景や文脈がほとんど説明されないままに、切実に感じた思いやディテールが記され、話されることがある。

話し上手とされる人の話が「…

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moran
3.6

『ニトラム』や『エレファント』のように、加害者目線なのに彼女に寄り添わない映像。
もちろん本作含め前述の2作にも同情の余地はないのだけれど、この映画のように彩度と音が削ぎ落とされた世界は、実につまら…

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みお
-

いつものように前情報何もなしで見始めて
これはチェコ語?スロヴァキア語?とか思いつつ
オール白黒で音楽も全くなしで、なるほどこれはおそらく実在の人を描いているんだなーと

チェコは今は死刑制度が廃止…

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kody
-
存在感がある

1973年、プラハ。トラックで無差別殺人を起こし、「社会への復讐」と手紙に記した実在の女性オルガ・ヘプナロヴァー。映画はこの事件の衝撃性をなぞるのではなく、彼女の内的風景を、限りなく静かに、冷徹に映…

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3.2

『"感情が枯れ、希望を失っても壊れない堕天使"なるほど。死刑に至る迄の全てを簡略化するとこういう事になるんじゃないかな。全然理解できる。だが、娑婆以外で煙草吸えるか?大好きな煙草。』

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【crépuscule films Retrospective】私、オルガ・へプナロヴァー
8/29(金)〜9/4(木) 15:20-17:10
※B1Fスクリーン「Morcシタ」にて上映/全席自由席
Hiii
3.5

1973年プラハでトラックを暴走させ8人を故意に死亡させたことにより、チェコスロバキアで最後に死刑執行された実在の女性オルガ・ヘプナロヴァーの生涯を描いた作品。

父親からの暴力、母親は厳格な性格で…

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思惟
-

2016年の作品だが、日本では2023年に公開されたとのこと。配給を担ったクレプスキュール フィルムは本作以外にも気になるラインナップが多く、今後も注目したい会社だ。
本作は、1970年代チェコスロ…

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