主人公は生涯をかけて愛に正直な人だ。そのなりふり構わぬ愛のせいで人を傷つける。あの女の先輩に言わせれば典型的なクズ男なんだろう。
けれど男に散々な目に遭わされたらしいサンヒは、それでも男を憐れみ、そ…
他の作品と比較すると、
詩人が中央に置かれることで「詩的なもの=身近な自然や動物」が高い頻度で登場していた。
男がクズだということを登場人物のムーブではなく、セリフの中でしっかり言語化していることも…
死を意識する初老の詩人の最期の一日を描いた作品。
漢江沿いの静かな冬のホテルに長期滞在する彼が、最期に頭に浮かべたのは、かつて見捨てた二人の息子のことだった。会いたいと思って呼び寄せたものの、いざ…
画面をモノクロにして情報量を減らしていると思えば、手ブレによる画面の揺れが常にある。ビデオカメラで撮ったような寄りと引き→観客=撮影者(の存在)を意識?"私たちを祝福してるみたい"。目配せ、目の動き…
>>続きを読む詩人親父、息子たち、キムミニ、それぞれ抱えているものが徐々に語られていくが映画は全く深掘りしない。過去はそれぞれの記憶にしかなく、いま起こっている事しかない。現実の世界もそういうものであるなあという…
>>続きを読む