逃れることが出来ないもの
カタツムリは雌雄同体で、本来は、一個体で子孫を残す事が可能なのだが、どうしてなのか、相手を求めて交尾をする。それが自身の寿命を縮めてもだ。
何か自分に不足・欠如しているも…
このレビューはネタバレを含みます
斎藤久志監督の三匹のカタツムリのラブな歩み
企画荒井晴彦。
タイトル相米慎二。
脚本荒井美早。
監督斎藤久志。
知ったのはわがミニシアター、シネウインドのチラシ。
何やら女性の顔2人。…
2019 3月 鑑賞
"文学的な"雰囲気の漂う作品。
かなりエロティックなんだけど嫌な感じがしないのは、この文学的な雰囲気が一役買ってるのかな。
単に愛し愛されたいだけ、愛を求める人の様子はどんな…
普段見ている大衆映画とは明らかに何か違う色を、雰囲気を放っていた。
キャストが全員魅力的で、その中でも特に、鏡一役の藤原隆介の演技に、表情、キャラにとても魅力を感じた。
メインキャスト全員の舞…
人と人とが出会い共感して同じ時を過ごすようになる。
でも時間はそれぞれを同じままではいさせない。
やがて相手を思いやりながらもズレが生じ傷付けてしまうようになる。
そしてまた新たな人と出会う。…
シェイクスピアものの舞台を観ればその役者の力量が分かる。ポエティックで哲学的な、ともすれば固く古くさいセリフを、朗読ではなくセリフとして説得力を持たせ、観るものの心に伝えるのは至難の技だからだ。
こ…
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