期待してたけどなかなか難解な映画だった。
コントラスト高めのモノクロ映像。それを活かす画面作りで映像面は本当に綺麗。
それに反するように、とにかく難解なストーリーだった。とはいえ最終的にはラブス…
◆あらすじ◆
エストニアの村では、農民たちは貧困に苦しむ中、他者の物を盗んで生活していた。農夫の娘リーナは青年ハンスに好意を持っていたが、ハンスは領主である男爵の娘に恋していた。
◆感想◆
独自の…
最初から意味不明だが、後半から何も考えずに映像美を楽しんだ。エストニアの極貧、(自然崇拝や悪魔崇拝に因む)原始宗教的でありながら、若者の純粋な愛が印象的。幻想的なモノクロ映像が孤独や苦悩と希望、そし…
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映画鑑賞メモ
20250418
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_November
_Directed by Rainer Sarnet
_娯楽☆☆☆☆☆
_前衛★★★★☆
_瀟洒★★★★★
_感情★★☆☆☆
_社会★★★…
「何だこの映画」というのが率直な感想。
話の筋は理解できるものの、物語としての面白さは感じなかった。いわゆるアートに寄った作品で、雰囲気や象徴性を重視しており、寓話や民話のような、どこか童話的な趣を…
このレビューはネタバレを含みます
全体的に、美しい風景やかっこいいショットと、ツッコミどころの多いコメディノリのギャップがあって不思議なテンション。
それでいて小さい頃に読んだ東欧やロシアの昔話の少し寂しい雰囲気をまとっている。
…
死者が物理的に蘇って、食べたり命令したりサウナに入ったりする謎の世界観。使い魔や悪魔や魔女がいるし。
エストニアについて何も知らないままいきなり見たのこれでいいのか?笑
でもなんだか妙に心に残る、…
モノクロ映像でその映像先行で、とっつきにくい世界観。
ユニークなあまり、そのままなんとなく観てしまった。
映像の美しさの割には描かれるものは結構汚い。一方的で、自己本位な愛の形。それ故に脆くもある。…
モノクロなところや全体の音楽、あまり説明的でないことで重々しく神聖な感じを出してきているけど、疫病の可視化やクラットとかいうガラクタ、悪魔との取引、糞と汗からなる媚薬など、一歩間違えればカルト映…
>>続きを読む(C)Homeless Bob Production,PRPL,Opus Film 2017