イスラーム映画祭10で観た。
観た直後は、圧倒的男性優位と家父長制を振りかざした理不尽な家族観、女性たちの閉じ込められっぷりに正直嫌悪……な気持ちでグッタリしてしまったのだけど、販売されていたパ…
こりゃ傑作。
アクションつなぎで落とされ、開かれるギャベ。視線で繋がれる現在と記憶。単純ながら比類なく美しいクロースアップ。常に物語を牽引する音とイメージ。色を纏う先生の手は、糸を染める女たちの手と…
イラン社会の閉塞に鮮やかな色彩で抗う。
ギャッベ織り絨毯で知られる遊牧民の女が幸福を願う姿を描き、母国上映禁止となったモフセン・マフマルバフ初期名作。
“パンと植木鉢”制作時の騒動を映画化した“…
まぁ縦の糸はあなた横の糸は私でしょうからそこに積もり積もった塵やら埃やらをさらさらと流し落としていく様に人生を振り返っていく映画として収まりはいいのでしょうけど、どうも象徴的でも幻想的でも然程無い印…
>>続きを読む男女が馬に乗る刺繍が施された青色が美しいギャべを川辺で洗濯する老夫婦のもとにギャべと名乗る青い衣装を纏った少女が現れ身の上話を始める。彼女は狼の遠吠え声の青年に恋をし結婚を望むけれど父の許しを得られ…
>>続きを読む色彩が美しく、遊牧民の生活も観ていて興味深い。ファンタジーにはついていくのが少し大変。結局ギャッベと名乗る女性は若い頃のおばあさんで、おじいさんが狼青年てことでいいんだよね?きれいな青いギャッベが欲…
>>続きを読むマフマルバフの不思議ワールド。ギャベ(絨毯)を小川で洗濯している老夫婦の前に、ギャベと名乗る女性が現れ、自己体験を話し出す。青年との結婚を父に反対されたギャベは、青年と駆け落ち。銃を持って追う父。銃…
>>続きを読む