轢き逃げ -最高の最悪な日-の作品情報・感想・評価 - 32ページ目

「轢き逃げ -最高の最悪な日-」に投稿された感想・評価

kai

kaiの感想・評価

3.5
結婚式の打ち合わせに向かっていた青年が一人の女性を車ではねてしまう。助手席には親友が乗っている。運転していた青年は動揺し迷いながらもその場を立ち去ってしまう。女性は死亡し轢き逃げ事件として捜査が始まる。
観る前は、警察の捜査、犯人の苦悩、被害者家族の喪失感などが描かれたヒューマン・サスペンスだと思っていた。ストレートな一本だと思っていたが、変化球だった。判定は?(^_-)-☆ ネタバレになるので、これ以上は書けないのが残念。
被害者家族(水谷豊と檀ふみ)が愛する娘を思う気持ち、お互いをいたわりあう気持ちの描き方が良かった。
人の嫉妬心が色々な場面で表れていた。
主人公の親友(石田法継)の後半の演技が良かった。

完成披露試写会。水谷豊監督の人柄が感じられる舞台挨拶に元気をもらった。
5月10日公開、水谷豊監督映画『轢き逃げ -最高の最悪な日-』の完成披露試写会で(^o^ゞ

水谷豊監督第2段は、「水谷豊ならどんなサスペンスを創るんだ❗❔」とプロデューサーに言われ、その2日後にイメージが降りて来て書き始めたオリジナル脚本で、「誰からも脚本を頼まれてもいないし、僕が書くとも言っていないし、ただ(あふれ出るアイデアを)誰も止めてくれなかった」と(笑)60歳を超えてもなお衰えることのないチャレンジ精神は、監督だけでなく自ら出演もした同作からも垣間みれた💡

この日は、中山麻聖、石田法嗣、小林涼子、毎熊克哉、檀ふみ、岸部一徳の出演者に、テーマソング「こころをこめて」を歌う手嶌葵も登壇し、エンドロールにあわせての披露は感激ものだった❤

ストーリーは、サスペンス?と思って観れば前半と後半では、イメージが変わりある意味予測不能〜途中(携帯がない)からは “ もしかしたら? ” と予測出来ましたけど(笑)←これ、ネタバレになっちゃうかな!?

女性の母性 “ 愛 ” =癒し&赦しがこれからの世には必要だと話された水谷監督の想いが詰まったラストの人間模様が温かった❤
だから「こころをこめて」の手嶌葵さんの歌声にぐっときたのかな〜💧

舞台となった神戸も、先月ロケで観光したばかりだから思い出深いのかも♪

もう一度検証したい(観たい)と思いました!

P.S. 檀ふみさんが「全監督見習ってくださ〜い!」とおっしゃった撮影色々〜『相棒15』『相棒16』『相棒17』で身近で水谷豊さんとご一緒してるだけに、60代で3本映画を撮りたい(今作は2本目)と言われた水谷豊 “ 水谷組 ” にご縁頂きたい♪と密かな(ここに載せてるから密かじゃないけど(笑)願いとなりました✴

60/2019
完成披露試写会行きました!
水谷豊の長編映画監督第2作。水谷による完全オリジナル脚本で、ひき逃げ事件の加害者、被害者の両親、事件を追う刑事たちの人生が絡み合い、それぞれが心の奥底に抱えるものを浮き彫りにする様を描く。
ある地方都市でひき逃げ事件が発生、ひとりの女性が命を落とす。車を運転していた青年・宗方秀一と、助手席に乗っていた親友の森田輝。ふたりは動揺するが、秀一の結婚式の打合せに急いでおり、また、これで一生を棒にふることが恐ろしくなり、その場を立ち去ってしまう。その後、テレビで被害者が亡くなったことを知るが、ふたりは口裏を合わせて、何とか平静を装うのだが…。

轢き逃げ事件の陰に潜む“人間の心の闇”にやるせなさを感じる作品! 人をはねて現場を立ち去るのは悪いことだと知りつつも、今の生活と地位にしがみつく若者。友人の成功を妬み、友人を罠にはめようとする若者。後者の方がより悪質だと思うが、手当てが遅れたために亡くなった可能性もあり、轢き逃げ犯は十分悪質である。
ただ、そんな我儘な若者のために命を落とした被害者が何より気の毒であり、両親の無念さは計り知れない。
被害者の両親役の水谷豊と壇ふみが亡き娘の誕生日を祝うシーンがこの上なく切なく、心に響いた。
KUBO

KUBOの感想・評価

3.0
ただ今、私の感想がYouTubeにて流れているようです(^^)

https://m.youtube.com/watch?v=IMeEos9IWDc

4月5本目の試写会は、水谷豊監督作品「轢き逃げ」完成披露試写会。

良い意味で素人臭い映画だった。

ポスターのイメージで轢き逃げを起こした方と被害者家族とのヒューマンドラマかと思い込んで見ていたら、作品は全く予期せぬ方向に展開する。しかも1人称が変わる。

60歳を超えて水谷豊の映画作りの感性は自由で若い。良くも悪くもインディーズ映画のようにルールに縛られず、だからこそ我々の想定の上をいく作品になった。

前半、あまりに芝居も演出も大げさで見ていられないと思っていたのが終盤で大化けする。え? え? そっちの方向に行くの? え〜って感じ。すごい熱量と不気味な演技で圧倒される。

ただサスペンスとしては、事件に偶然の要素が多すぎるし、手放しで褒められるわけではない。後半こういう展開になるのなら、前半が長すぎるし、もっとサスペンフルな前振りがあってもよかった。それでも、前半と後半がチグハグだからこそ展開が読めないと考えれば、その素人臭さが長所となっているのかもしれない。

上映前には監督の水谷豊はじめオールキャストの舞台挨拶。そしてエンドロールでは主題歌を手嶌葵が生歌で披露。たいへん豪華な試写会であった。水谷豊は60代のうちに3本映画を撮るのが目標とのこと。「TAP」「轢き逃げ」もう一本。60歳過ぎても新しいことに挑戦する姿に、私もこうありたいと思った。
「好事魔多し」と言うけれど、運気が巡って登り坂になったと感じた時こそ気を引き締めるべきなのかもしれない。
俳優・水谷豊さんの長編映画監督第2作は、監督自身による完全オリジナルの脚本で、正に「好事魔多し」で起こった轢き逃げ事件によって人生を狂わされた人々、加害者、被害者遺族、そして事件を追う刑事達の群像劇を描く。
一見単純な轢き逃げのように思われた事件は、悲しみに暮れる被害者の親が見付けた一つの遺品から思わぬ様相を呈していく。
事件の意外な顛末が明かされるに連れて炙り出されるのは人の業や罪。
特に本作ではキリスト教の七つの大罪の一つである「嫉妬」がクローズアップされている。
憧れと背中合わせの嫉妬が浮き彫りにする心の闇が作品に深い影を落とす。
ただ、本作は深い闇の先にある“許し”とも“光”とも言えるものを我々に示す。
水谷豊さんのライフワークである「相棒」シリーズを彷彿させるようなシークエンスもあったりして、共感を覚えるファンも多いような気がする。
ドルビーアトモス恐るべし。
音が本当に立体的ですごい。

最終的には拡散しすぎて一番何を伝えたいかが読み取れなかった。
きっと自分の心の比重なんだろうなー
予測不能のサスペンスから深い感動へ、あなたを連れ去る。
ひき逃げ事件の加害者、被害者の両親、事件を追う刑事たちの人生が複雑に絡み合い、彼らが心の奥底に抱える何かを浮き彫りにしていく。
|<