売れない三人の芸術家、画家のロドルフォ、作家のマルセル、作曲家のショナールの愛と友情の物語。
運命共同体のような仲良し三人組、ダメ具合が可笑しくて笑ってしまいました。三人が居るだけでにやけぱなしです…
・モノクロ
・パリが舞台、フランス語映画
・おちゃらけな前半と切ない後半
・「愛さえあれば」、なんて幻想
今まで何本か観たカウリスマキ監督作品の中で一番気に入った作品。例によって貧乏芸術家メンズ(…
初カウリスマキ。
前半と後半で毛色が全く異なっていて、最後がこういう展開になるとは思わなかった。とくに、前半部でおちゃらけ系の3人という印象を受けていただけに、それぞれの大切なものを売って援助をし…
友情は素晴らしく美しい。反して愛情は残酷だ。気付いたときには遅い。それには手遅れがある。そんな作品だった。所々何かを示唆したような描写が多く、考えさせられた。特に桜の描写がよかった。マッティペロンパ…
>>続きを読むKiitos Kaurismäkiにて。
アキの中でも地味だけどやっぱり良作!
華やかなパリの片隅に生きる愛すべきろくでなし達に温かい目線を向け、悲しいラストだけど、数十年後のル・アーブルでの奇跡が…
売れない芸術家3人組のダメダメ具合が愛しくて堪りません。カウリスマキの演出する笑いはどれもツボすぎてしつこいくらいに爆笑しちゃう。それと同様に切なさの匙加減もまた絶妙。ちなみに本作は「ルアーヴルの靴…
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