アキ・カウリスマキの作品はつくづく人生について考えさせられる作品ばかり。
自分にとって人生の中で何が大切で何を幸せとするのか、どう生きたいのか考えさせられる。
終盤の無表情ながら涙ぐむロドルフォ…
愛しているけど 貧乏じゃ 生きられないわ_。
芸術の街パリに集う貧乏芸術家三人。画家ロドルフォ、作家マルセル、音楽家ジョナール。
己の信念を貫くために、爪に火を灯すようにして暮らしている。
ある晩…
毎回俺の映画愛をばきゅんと撃ち抜くマッティ・ペロンパー。ベレー帽が死ぬほど似合わない画家ペロンパー。とその芸術家仲間達。いいなぁ。けど悲惨だなぁ。けど愛だなぁ。愛が溢れてるなぁ。自由への愛、仲間への…
>>続きを読む芸術家を気取る冴えない男3人、画家、音楽家、小説(戯曲)家の、穏やかにドタバタと過ぎていく四季。鮮やかなるモノクロの四季。
滑稽で苦い、笑えるけど淋しい、何とも言えないアキ節な男たちは、枯れたく無い…
カウリスマキ監督が描くキャラたちはいつも可愛らしくて不器用で憎めない。
クスッと笑ってしまいそうなシーンでもスクリーンの彼らはいつだって真顔だし、そのシュールさがクセになる。
それなりに重たい話でも…
他人や社会のせいにするのは簡単だけど、彼らは決して他者のせいにせず、すべてを受け入れ、去るものを追わない。
ないからできないと誰かが言えば、こうしたらできるよと応える。
お金が入った日はちょっと贅沢…
Villealfa OY
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