『ドミノ 復讐の咆哮』(19年)観了。デ・パーマ79歳時の7年振り新作。舞台はデンマーク→スペイン
。監督本人も納得してないみたいだけど、本作では『裏窓』オマージュなヒッチコキアン振りが発揮されてて…
ストーリーを練っていようがいまいが、ご都合主義であろうがなかろうが、引き込むテンポで話を転がす手腕は健在。
低予算で難渋している姿を想像してしまうクオリティだけど、デパルマだからこそ上積みできた成果…
カメラもガイ・ピアース(CIA)も暴走していかずどうにも薄味で何が動機で撮ったのか疑問ではある。イスラム女がジハードする件りの暴力は良い。映画内装置(二面カメラ)がスプリットスクリーンとして機能する…
>>続きを読むデ・パルマ監督なのにこの出来とは、脚本か?「カリートの道」「アンタッチャブル」「スカー・フェイス」「ミッドナイト・クロス」と名作揃いなのに「ミッション・トゥ・マーズ」あたりからおかしくなってきた感じ…
>>続きを読む2020年の作品なのか。
作品内ではスマホやドローン使っているものの、良くも悪くも30年も40年も前の映画にも見える…
カメラワークや音楽、効果音次第でその監督の色が出るんだなと改めて気付かされた。…
キャスト欄にソーレン・マリンの名がありませんが、デンマーク作品と言ったら彼。
その彼が亡くなった時から一気につまらなくなりますし、一体何の話?という作品でした。
ニコライ・コスター=ワルドーもガイ・…
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『今、憎しみの連鎖を断つ。』
デンマーク市街地の夜の帳を潜り抜け出会す偶然。たった1つの過ちが生んでしまった返らない存在。偶然が招いた悲劇の裏で暗躍する影。オレンジに照らされた赤がもどかしさ…
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