おじいさんと草原の小学校の作品情報・感想・評価

「おじいさんと草原の小学校」に投稿された感想・評価

Yuzu

Yuzuの感想・評価

4.3
何歳になっても学び続けることって簡単なようで難しいこと。おじいさんの戦時中の体験には心がいたくなった。映画から学ぶことも多い映画。
ぶん

ぶんの感想・評価

3.5
鋭い目で忌まわしい過去を思い出す老人が、学びへと駆り立てる強い思いとは?
ケニア独立戦争の戦士としてイギリスに妻子を目の前で撃たれ、拷問虐待され、決して忘れることの出来ないの悲惨な過去だったと思う。学ぶことで出来る事が広がる喜び…それもよく分かる。

でも、ふと子供たちの中でおじいさんはイギリスへの恨みをこぼすが、これでいいのか?子供たちに憎しみを植え付けるのではないか?
ひとつ間違えれば第二の何かが生まれそうで怖い気もした。
ウタ

ウタの感想・評価

3.8
実話という以外予備知識が全くない状態で鑑賞。

もっとライトでハートフルな映画かと思ったら、思いの他ヘビーでした。
そして深く考えさせられる…。

「過去から学ぶべきだ。過去を忘れず、さらに前進しなくては」
「土に埋められるまで学ぶさ」心に響く名言も幾つも飛び出します。

こういう人は資格等関係なしに、後世に何かを伝える先生なんだろうな。
まさに、先を生きる者。
本当にマルゲは世界の校長先生ですね!
良作です。
you

youの感想・評価

1.0
戦争体験によって植えつけられた、イギリスへの想いとか、イギリスに迎合した他の部族への想いが、子供達に悪影響を及ぼす危険性は否定出来ない。

先生はとても良い人。

おじいさんの中にある偏見が根強くて、辛かった。戦争によるところなので、しょうがない部分ではあるけれど、おじいさんを好きになれない人にとってこの映画はキツイものがある。
学ぶのって楽しい!っていう映画。そしてフラッシュバックする悪夢。学ばなければ生き残れない!!
日本にいると感覚が麻痺するが、いま自分に与えられてるものが当たり前ではないと再認識させられる。
映画を観ることは大事だな
教育っていう漠然としたものをコアにした話だけど、終盤のある場面にしっかりとつながっていくのがブワァっとくる。
84歳のおじいちゃんマルゲが小学校に入学し様々な壁に衝突しながらも小さな教室から世界をも動かす人へと成長する感動映画
主に映画ではケニアの草原の中にある小さな小学校が舞台で子供達にとって最高の教育とはケニアに残る部族主義との反発に衝突しながらも生徒としてまたケニアの未来を育てる教師として奮闘するマルゲおじいちゃんを描く

おじいちゃんの背景にはケニアを侵略する英国との闘い、反乱軍「マウマウ族」としてのマルゲをハードに描く
絶え間ない拷問、容赦なく殺される家族
独り身となり84歳まで孤独に生きてきたマルゲが読み書きを覚えるために学校に入学する
だが読み書きだけでなくまるで我が子のように無邪気な子供たちに囲まれるマルゲに涙腺が崩壊。マルゲは知識と家族両方を手に入れる、無邪気な小学生と成人学校のギャップが酷い、僕が通っていた高校も本作に出てくる成人学校みたいな荒れっぷりだったからあの頃を思い出しました。

ナオミハリスが教師役で出ていて今では大作映画に引っ張りだこの彼女だけど大作ではない映画でも良い映画に出ているんだよね。マルゲの唯一の理解者
堅物の男教師も最後にいいところを見せる

グローバル化によって今の世代が忘れつつある英国侵略の過去を忘れない歴史の証言人となるマルゲ
規律だけが教育なのだろうか?
ケニアの未来を問いただす社会派映画でもあった
wide

wideの感想・評価

4.5
1つの映画として観たときに、間違いなく傑作。

ケニアの歴史・政治・民族意識を下敷きに、老いるということ、学ぶということ、憎むこと、愛すること、嫉妬、怒り、疑念などの描写が目まぐるしく描かれていく。
しかも、それらが蔑ろにされるでもなく1時間45分という短い時間の中に凝縮されてつまっている。

この映画全体を通して、人々はみな、差別意識に晒されている。
主人公?の女教師は、マルゲの記事で金をもらったと大人から妬まれ嫌われるが、子供には最後まで愛されている。
彼女だけじゃなく、すべての登場人物が、誰かには愛され、また別の誰かには嫌われている。
この当たり前を映画で描けるのは、とても難しいことだ。
しかも、ほとんどの登場人物に行っている……繰り返すが、1時間45分という短い時間内で。

この映画に大きな感動はない。
一つ一つの描写は、とても短い。
しかし、とても丁寧で、こ気味いいのだ。
上述のような重苦しいテーマを、とてもテンポよく綺麗に描いている。
時折入るラジオDJの語りなんて、悲壮感のかけらもないしね。

このレビューはネタバレを含みます

学生のうちに見る事出来て良かった。当たり前すぎて気づくことが出来ないことに気づかせてくれる。

最後の方の賠償金の手紙が読めないシーン物凄くアイロニーを感じた。

これがイギリス映画ってとこに大きな意義がある。
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