燃えゆる女の肖像
1700年〜🇫🇷フランス ブルターニュ地方。
孤島に住む謎多きお嬢様の結婚用肖像画を頼まれる主人公マリアンヌ。
結婚を拒否し、肖像画を嫌がるお嬢様。
マリアンヌの任務は画家…
最初から最後まで動く絵画のようなとても美しい映画…そして近年珍しい邦題のセンス◎
最近男臭い映画ばかり見ていた反動もあり、あまりに美しく清らかな空気感に圧倒された。主演ふたりの絵ヂカラが凄い。あまり…
ジャン=ポール・サルトル(1905-1980年)が『存在と無』のなかで述べた、「まなざし」の本質に触れるような作品だったように感じる。
僕たち1人1人が抜き差しならない「自分」であることを認識する…
エロイーズが料理、マリアンヌがワイン、ソフィが刺繍をして長机に横並びのシーン、オルフェウスの神話、エロイーズとマリアンヌの目が合って燃えるドレスが美しい、各々の解釈通りの別れのシーン、最初の再会、最…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
(c) Lilies Films.