原作未読。
映画に 良くある 人の記憶のお話。
だが、良くあるの
「泣かせてやろう感」は少なく感じた。
静かなラブストーリー。
悪く言えばメリハリがない。
主人公が足を引きずる理由がわからず…
人生、うまくいかないことが沢山あって、それでも強く静かに生きている、そこに幸せを感じていく、物語。
うまくいかなかった過去の出来事はあまり多く語られない。不自由な体とか今の生業とか、尋ねてくる人間…
片足の自由が利かない行助はたい焼き屋を営むこよみと出逢い、密かに彼女を想う。親しくなったばかりの時、こよみは事故に遭い、過去の記憶は残るが先の記憶が少ししかできない後遺症を患う。
記憶障害に不安を感…
ゆっくりと流れる時間の描き方や時折登場するストーブ、やかん、襖などの小物たちそしてたいやきがどこか実家やおばあちゃんちを思い出す妙な懐かしさがあり心温まる世界観がめちゃくちゃ好みだった!
余裕が出…
こういう雰囲気の作品って「エモい」の一言で片付けられがちだけど、全然違った。
まあ、一定層から観たら「エモい」のかもしれないけど。
画質もフィルムみたいな感じだし、色合いも黄色っぽいし。セリフも話の…
ささいな言葉の重みを感じる作品だった。
まずじわじわと、こよみの母親が放った
「逃げる?」
が、ボディーブローのように効いてくる。
そして、行助が元彼に言った
「大丈夫です、ちゃんとやれてます」…
勝手な感想ですが、タイトルの通り静かな雨のように進んでいく2人の恋愛がとても好きでした。
特に、こよみ(衛藤美沙)の抱えてしまう障害を行助(仲野太賀)が一生懸命受け止めようとする姿や、こよみの努力(…
同じ記憶
雨、あがったんだね。同じ朝のやり取りは続く。
自分だけが記憶を積み上げていくとしたら、自分の時間だけが進むことがないとしたら。
原作を読んでからの再鑑賞。しっとりした時間にうっとりした。…
感想川柳「記憶より 大事なのは 今でしょう」
予告が気になって観てみました。_φ(゚Д゚ )
大学で生物考古学研究助手をしている行助は、こよみという女性が1人で経営するたい焼き屋に通うようになり…
宮下奈都・文藝春秋