原作未読。
映画に 良くある 人の記憶のお話。
だが、良くあるの
「泣かせてやろう感」は少なく感じた。
静かなラブストーリー。
悪く言えばメリハリがない。
主人公が足を引きずる理由がわからず…
人生、うまくいかないことが沢山あって、それでも強く静かに生きている、そこに幸せを感じていく、物語。
うまくいかなかった過去の出来事はあまり多く語られない。不自由な体とか今の生業とか、尋ねてくる人間…
ゆっくりと流れる時間の描き方や時折登場するストーブ、やかん、襖などの小物たちそしてたいやきがどこか実家やおばあちゃんちを思い出す妙な懐かしさがあり心温まる世界観がめちゃくちゃ好みだった!
余裕が出…
ささいな言葉の重みを感じる作品だった。
まずじわじわと、こよみの母親が放った
「逃げる?」
が、ボディーブローのように効いてくる。
そして、行助が元彼に言った
「大丈夫です、ちゃんとやれてます」…
ふたりの世界の温度感とそれを包む音楽が、とっても好きな作品だった
疲れた夜や雨の夜、家で流し観たい。きっと優しい気持ちで眠れる。
「これなんの話?」「あの人の世界の話」
「こよみさんはよく世界って…
親しくなりきる前の段階で関係性が固定されてしまったふたり。
記憶が毎朝リセットされてしまうから、これから毎日いっしょに過ごしたとしてもこれ以上深い関係にはなれない。
その現実に少しずつ疲弊していく様…
よく見るくっさい純文学
何故たい焼き屋を始めたのか、何故足が悪いのか、説明不足もいいとこ
その人の過去なんてどうでもいいじゃないという気持ちもわかる
『パーフェクトデイズ』も同じように平山の過去に関…
静かなピアノ音楽とカメラの撮り方が好き
2人の日常が綺麗でいい
光の差し込みとか、朝のコーヒーの湯気とか
フライパンで焼くベーコンとたまごとか
部屋とかなんかわからないけど好み
2人のご飯の食べ方…
オーディブルで原作聞いて観たから、ん〜どうも違うな〜
彼の方は普通の人で足が悪いという設定、これは太賀君好きだし良かった。
彼女の方は鯛焼きのスペシャリストでカリスマ性がある。決して普通の女の子では…
宮下奈都・文藝春秋