テンポもムードもかなり独特。ケンジの何考えているか分からない感じがこの作品を表しているよう。古武術の音楽、カート・コバーンのアルバムリストに入ってそう。
坂本慎太郎の声が歌声からは全然想像できない感…
原作のファンだった僕は、この漫画が映画化されたという話を聞いて、勝手にその内容を想像していた。
所謂オフビートな空気感で、淡々とした田舎の情景で、不毛でやるせない若者の日常が続いて、、、、、
しかし…
音楽に携わる人間は、自分が一番幸福になれる瞬間を知っている。タイミングを合わせて共に音を鳴らし、音楽を生み出す。すべての音楽、文字通り「音を楽しむ」という行為の一番原初的なその形を描いた映画は、今ま…
>>続きを読む©大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン