働くことは生きることで、生きることは何かに奔走することなのかもしれない。
やろうと思えばできるけど、なかなかできないのが日常の私です。
故人がいきなり亡くなるシーンから同僚の思い出話の中で描かれ…
無気力な公務員の渡邊勘治(志村喬)は末期ガンを宣告され死期を悟る。
テーマはおもしろいが冗長。
音質が悪くかなり聞き取りづらい。特に志村喬の声が何回聞いてもわからない部分がある。
「これから色々…
「命短し恋せよ乙女」
社会の歯車として生きてはいない人間が、何かを残そうとする。足掻き、奔走する姿を他の人はやんややんやと通夜の場で、その場の勢いもあって、言い合う。
何かを残す。それが人生におけ…
ただ毎日を死んだように過ごす市役所の市民課の渡辺課長。
余命わずかな胃癌になったことで生きることに目覚める。
若くして妻を亡くしひたすら30年間息子のために再婚もせず働いてきた自分を振り返り何も為さ…
渡辺が最期、公園をどうしても作りたかった理由に、思うことがある。
まるで「生きていなかった」渡辺でも、30年仕事を続けることができたのには、息子のためという大きな理由がある。だが、息子との関係も良…
主人公の生前を描く前半と死後を描く後半。
この構成は凄いよね。
だから単なる難病ものにならない。
感動の押し付けなどしない。
生きるとは何なのかを考えさせられる。
生命短し、恋せよ乙女♪
雪の…
『そんな暇はない』
男は職場で暇を潰していた。することといえばその席を守ることくらいだ。
胃癌の診断を受けた渡辺は絶望と悲しみに暮れた。家に帰り、妻が若くして死んでからの息子との思い出を振り返…