いやー
悔しいですね。
あの有名なブランコシーンで泣けませんでした。
主人公は市役所の市民課長で、今まで生きながら死んでいたような人物でした。
そんな生ける屍が医者から胃ガンと実質上の死刑宣告…
初めての、黒澤明作品。巨匠黒澤明の生んだ「渡辺」という男が半世紀以上を超えて今もなお人々の肩を震わせていることのすごさ。志村喬さんの圧倒的な存在感。
事なかれ主義の私には大変響くものがありました… …
画面に一杯に映る主人公の「胃」のレントゲン写真。そこには胃ガンの兆候が見える。もう彼には余命がない。今まで息もしないミイラのように生きながら死んでいた主人公は、残り僅かな時間で「生きる」ことに決着…
>>続きを読む人生の儚さという大括りで分けるならば、いくつかそういった映画をみてきたけれども、この映画が一番リアルに感じた
主人公の情けない感じが余計悲壮感をただよわせる
死後の周りが描かれているのがとても斬新だ…
屍のように生きて、生きているようで生きてない。そんな男が明確な「死」を宣言されて、「生きる」について思考する。今までやってみてなかったこと、いろいろな事をして。志村喬の、あまりに壮大で、絶対に越える…
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