トスカーナの幸せレシピの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

上映館(8館)

「トスカーナの幸せレシピ」に投稿された感想・評価

Kiki

Kikiの感想・評価

3.7
「フルパワー!!」
成せばなる成さねば成らぬ何事も

元一流シェフとアスペルガーで軽度の自閉症のグイド青年の友情を描いた ほっこり感と予想通りの着地
「型」にハマらない生き方と恋愛

元一流シェフ アルトゥーロ(ヴィニーチョ・マルキオーニ)がちょい悪オヤジで好きだわ

物語には人を癒す力がある!

「服装ダサいけどイケメン」と言われたグイド(ルイジ・フェデーレ)が澄んだ瞳で繊細に見事にアスペルガーを演じていた(プロフィール写真は超イケメン)

グイドが距離感を越えて自立支援施設責任者アンナに抱きつくシーンはグッときた~

音楽🎶テンポも良くてあっという間の92分でした
この映画の主要登場人物達は何かしら問題を抱えていて、それと向き合う四苦八苦の日々を送っている。
元三ツ星レストランのシェフのアルトゥーロは一流の腕を持ちながらもカッとし易い性格で傷害事件を起こした為、誰からも相手にして貰えない。
そのアルトゥーロが更生の為の社会奉仕をする自立支援施設「サン・ドナート園」で、アスペルガー症候群の青年グイドと出会い、料理を教える側と習う側という立場を超えて2人は交流していく。
このアスペルガー症候群のグイド役のルイジ・フェデーレが、純粋で傷付き易い青年を感情豊かに、そして繊細に演じていて素晴らしい。
問題を抱えながらも2人には夢がある。
事件で全てを失ったアルトゥーロは再起して店を持ちたいと願い、グイドは世話になっている祖父母から料理人になって自立したいと考えている。
つまり彼らは料理を通して繋がり、自らの料理によって夢を実現させたいと頑張っている。
「料理は愛情」と言われるけれど、それは美味しくなれと念じることでも、好きな人を思い浮かべて調理することでもない。
「美味しく食べて欲しい」という気持ちを愛情だと考えるならば、それには確かな調理技術、食材に対する目、レシピに対する理解が必要になってくる。
グイドは絶体味覚という優れた能力を持ち、それを活かした調理技術をアルトゥーロは教え込んでいく。
そんな2人が挑むのが「若手料理人コンテスト」なのだが、アルトゥーロにも人生を懸けた大きなチャンスが訪れて、夫々正念場を迎えていく。
この作品は料理を通して触れ合い、切磋琢磨する中で絆を築いて再起し、人生に立ち向かっていく人々に温かなエールを送っているように思える。
「フレー、フレー」の代わりの「フルパワー、フルパワー」というエールが心地良い余韻を残します。
Junpei

Junpeiの感想・評価

4.6
予告の時点から気になっていた映画。イタリアののどかな田舎道と美味しそうなイタリア料理に目を奪われる映画。ストーリーはシンプルで良かった。ロードムービー、バディムービーとしても楽しめる。そしてなんと言っても自閉症の人、そして我々の接し方の描き方がとても良かった。例えば本作のグイドの性への興味のように、『ボストンストロング』や『彼の見つめる先に』のように、私たちは無意識に障がいのある人達に先入観を持っている事があり、私たちが気遣いや心配としてやっている事が実は彼らの自由を狭めてしまう事もある。以前テレビ番組で乙武氏がラブホテルのバリアフリーについて述べていた時、和田アキ子が不機嫌そうな顔で聞いていたが、彼女にとっては障がい者はそういった性的な事柄には縁してないという思い込みというか神話のようなものを持っていたのだろう。これは障がいに限った話ではなく、私たちはそういった無意識な先入観を取り払う事が必要ではないか、とこの作品を観て思った。
gm

gmの感想・評価

2.4
フォロイーさんのレビューを読んで、止めとこ。と思ったんだけど、スケジュールのつなぎに入るものがこれしかなくて、
まあ、元々観たかったんだし、自分の目で見てみようじゃないの。と、チョイス。
私でも書けるんじゃないか?って感じの脚本だったと思う。
この手の映画でここまで白けた気分になるのも珍しい。

アスペルガー症候群のグイドが都合よく変化させられているような気がしてちょっと納得がいかなかったな。
あらすじの「絶対味覚」というフレーズ初めて聞いた!
絶対音感みたいなイメージなんだろうけど、
この絶対味覚に関わるシーンのワクワク感✨

出所したての一流シェフ・アルトゥーロと
アスペルガー症候群の青年グイドのやりとりから、
最強のふたり🎥やしあわせの絵の具🎥が思い出された
アルトゥーロの無遠慮な容赦の無さみたいなものが、なんか良い感じの化学反応みたいなことになる
言い過ぎることもあるけど、だんだんグイドのペースになったりするのも可笑しい
アルトゥーロの師匠、心理士のアンナ、グイドの祖父母など、登場人物みんなに愛を感じる
グイドが運転したい理由
グイドの一生懸命な姿、それを応援する周りの人
ニコニコ観ていたのに、急に涙がにじんで来たりする

今夜はカレーか迷っていたけど、トマトソースを作ることにする
完璧は無理だけどそれを目指して、自分史上1番気合いを入れるぞ
なんだかイタリア映画っぽくない映画で、ラスト以外、ハリウッド映画みたいでした。
ヴァレリアソラリーノはここのところよく見る女優さんだけど、個人的に好みじゃないんだなぁ(-_-)
トスカーナの景色はステキだし、グイドくん役の俳優さんも実際はイケメンだし、見どころも多いです。
ハッセ

ハッセの感想・評価

4.5
シンプルな映画だけどこういうの好き。札付きの元三ツ星シェフが社会厚生でアスペルガーの若者たちに料理を教える。主人公のアスペルガー演技が上手で誠実(だと思う)。料理コンテスト決勝シーンはとても良かった。
出所直後にアルトゥーロが作ったトマトソースと決勝でグイドが求めたトマトソースの対比。最近誠実な映画ばっかり観てる気がする。
マダム

マダムの感想・評価

2.0
驚きも不安もなく、可もなく不可もなく、レシピ通りの着地点。
分かりやすいのであまり映画を観ないひと用。
TAKA

TAKAの感想・評価

3.5
素敵な作品!
アスペルガー症候群の人たちにも夢を与える。
彼の料理食べてみたい。

Tommy

Tommyの感想・評価

4.0
傷害事件を起こした元凄腕シェフと料理の才能を秘めた自閉症の少年が料理を通して絆を深め、一歩踏み出す様をイタリアの美しい景色を背景に優しく描く。
難しい題材を演出や人間描写に配慮しつつ、ユーモアを交え感情的に描ききった。
感動と前を向く勇気をくれる心温まる作品

"フルパワー!フルパワー!"
自閉症も、料理の才能も、独立して彼の1つの個性として丁寧に描かれているのが素晴らしい。
僕は優しさがスクリーンから溢れる作品が好きなんだなと改めて思った。
この作品もっと話題になってもいいと思うんだけどね。
物事上手く進みすぎ?いいじゃない、映画だもの。