敵意が目に見える昼間と全てが溶けてあやふやになる夜、その隙間に燦々と輝く夕陽は二つを打ち砕く爆発さを持つ。爆発さは一種の快楽だ、と思う。絶望が潰えた時に見える夕陽がポッカリ空いた心に小さな希望を含ん…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
幼い頃に捨てたくせに、いまさら引き取りたいという実母の自分勝手さに非常に腹が立った。子供が里親に懐いているのを分かっていて手元に置きたいとはエゴでしかない。
里親役の山田真歩が、役に馴染んでいてと…
地域活性化のための映画制作プロジェクト作品なんだろうなと、ある意味 風景以外はあまり期待せずに見始めたが、気がつけば、2人の女性の立場に重ねる感情が行ったり来たりして苦しくて涙、涙、涙だった。重いテ…
>>続きを読む八日目の蝉が大好きだったので、
そらこの映画も大好物。
登場人物全員の演技が卓逸してる。
「なんで私だけが孤独なの?」
「全部持ってるじゃない!」
ここのシーン。
忘れないなぁ。
辛くて辛くて、…
「僕、おかあちゃん、たくさん、おるねん。」
それは、ええな。
また、泣いた。
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人間の赤ちゃんは、"早産"で生まれる。
手間がかかって、すぐに死んでしまう。 …
豊かな自然に囲まれた鹿児島県長島町を舞台に、1人の子供を巡り産みの親と育ての親の人生が交差していく様を描いた物語。
事の経緯が明かされ、全ての人間が苦しみの渦に入っていく中盤以降の展開が痛々しくて…
長島大陸映画実行委員会