『にっぽん昆虫記』と同じ年にこんなに素晴らしいディストピア映画があったとは!!!
団地という清潔な新世界がバタヤ部落という時代に取り残された地を征服していく。もはや団地に清潔さを感じなくなってしまっ…
このレビューはネタバレを含みます
劇場で観れることは本当にないので、谷川俊太郎作詞、武満徹作曲「見えない子ども」が流れたときは感動で泣きそうになった。
役所勤めの夫と団地で暮らす主婦の前に現れたバタヤの男(団地から出るゴミを集めて…
自由に惹かれて、あらゆる境界を飛び越える直子。
でもそこでも孤独だし、代償が待っている…。
横浜聡子監督による解説にて、「私もこの映画のように、映画を通じて、あらゆる境界みたいなものを、耕したい…
3/30@シネマヴェーラ渋谷
親切心なのか、好奇心なのか、何かにつけて首を突っ込みたがる左幸子演じる主婦。
不思議な雰囲気。モキュメンタリー的?
イコナさん、ミステリアスだなぁ。彼に一体何があ…
左幸子やっぱちょっと怖いなw
すごい綺麗なんだけど、常に笑顔でちょっと突飛な行動を取る感じが、なんか怖いw これを煮詰めると『暖流』の時の演技になる。昨日観た『ロスト・ドーター』のオリヴィア・コー…
此岸から彼岸へ、彼岸から此岸への昭和越境譚として観ても良いけど、左翼的な社会批判はこのさいどうでも良い。
意外にも可愛い左幸子演じる団地妻が放つそこはかとないエロスがじわじわと効いてくるところが見も…
新興団地に住む主人公の主婦を演じた左幸子さんの演技が絶品。差別問題を声高に訴えるのでなく、団地の綺麗な生活のすぐ側のバタ屋部落の日常を見せそこを行き来して変わって行く主人公の様子をスリリングに描いて…
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