彼女と彼に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『彼女と彼』に投稿された感想・評価

3.7

ミケランジェロ・アントニオーニの映画を連想するのは、背景の映し方が似てるからなのか、愛の不毛のようなテーマを扱ってるからなのか、左幸子がモニカ・ヴィッティっぽい時があるからなのか。

たまにあるアク…

>>続きを読む
煙
3.5

冒頭、バタ屋の火事。左幸子のアップ。ベランダのショット。寝ぼけている岡田英次。団地の階段を昇降する左幸子。燃えるバラックの前を行き交う人々。屋内螺旋階段を下から。アップ多い。寝室で寝ているシーンがや…

>>続きを読む
団地妻左幸子とバタヤ部落の男が、会話も視線も微妙に最後まで重ならない感じでいい
山下菊二がオフレコで正解

団地とバタヤ部落は、目の前にあるのに別世界で、社会格差を残酷に映し出す。主人公·直子の行動に常に苛立った。冒頭、火事を見に行こうとする姿は、見世物でも見に行くかの様だし、彼等に対する親切の押し売りも…

>>続きを読む
leyla
4.0

長文になってしまった💦スルーしてください。


「バタヤ」という言葉を初めて聞きました。バタヤとはゴミ箱からゴミを漁ったり、紙くずや廃品を回収して生活をする人のこと。

1960年代の百合ヶ丘団地が…

>>続きを読む
Omizu
4.0

【第14回ベルリン映画祭 女優賞】
『初恋・地獄篇』羽仁進監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品され、左幸子が女優賞を受賞した。キネマ旬報ベストテンでは第7位に選出された。

傑作。羽仁進監督の最高傑…

>>続きを読む
月影
3.8

ベルリン映画祭特別賞、主演女優賞受賞作品。オープニングがオシャレ。

キャストを見ると左幸子が「彼女」。
じゃあ「彼」は誰ってことになるんだけど、夫…岡田英次
伊古奈...山下菊二
とある。

夫と…

>>続きを読む

羽仁進監督が脚本家清水邦夫と組んで(共同脚本)、団地に住む若妻の心の変容を描いたATG配給のドキュメンタリー風社会派ドラマ。
撮影は長野重一。
音楽は武満徹。
左幸子がベルリン国際映画祭銀熊賞 (女…

>>続きを読む

『彼女と彼』(かのじょとかれ)は、1963年に公開された羽仁進監督の日本映画である[1]。

第14回ベルリン国際映画祭に出品され、左幸子が銀熊賞 (女優賞)を受賞した[3]。

プロット
東京の中…

>>続きを読む
カズ
4.0
団地とバラックで高度成長の歪を表現 暗いテーマを主人公のキャラクターで固くならない、独特の表現だった 主役級のわき役に素人を使ったのも、できを面白くした

あなたにおすすめの記事