わたしの叔父さんの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『わたしの叔父さん』に投稿された感想・評価

4.0

映画の語りとしても、ドラマとしても、人間の洞察としてもよく出来た作品だった。壮大なテーマや舞台を用いたからといって、壮大な作品になるとは限らないように、小さなテーマや舞台を用いたからといって、小さな…

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かなり淡々と日常生活を描かれていて、最初の10分位は全くセリフもないので体調次第では爆睡しそうな作品でもある。

クリスの心の動きや叔父との関係も繊細に描かれている。何が幸せかは本人にしか分からない…

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おじさんとの静かな生活を目で追っていくと、だんだんとクリスの切なさが伝わってくる。将来への可能性を否定することで『Coda コーダ あいのうた』と同じヤングケアラーの問題を提起しているが、問題の投げ…

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毎日同じ日常って羨ましいなと思うこともあるんだけど、広い世界を知ってしまったら夢を見ずにはいられないよな
でもクリスは叔父さんがいなくなってしまったら自分の存在意義も失ってしまうんじゃないかと思うか…

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映像は静かで綺麗で、動画としての雰囲気はとても好きなんだけど、いざこれが自分の身に起きたらとか、近しい友人がこうだったらとか考えるととてもかわいそう。
クリスもおじさんを言い訳に変化から逃げている感…

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淡々といつものルーティンを送る叔父とクリスの日常。セリフが殆どなくても日常の様子で2人の関係性が良く分かる。
しかしもって強烈なほどの共依存。
いくつか新しい扉を開くチャンスがあったのにも関わらずそ…

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主人公は二十代の独身女性、幼い頃、両親を亡くし、叔父に引き取られ育てられた。
叔父は体が少し不自由で、主人公は叔父と力を合わせ、農家の仕事をこなしていた。
主人公には獣医になるという夢があった。
変…

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3.5

中学生の頃から叔父とともに農業や酪農を営みつつ、叔父の介護を行うクリスの生活や生い立ちを描くデンマーク映画。

自分が目指したいこと、挑戦したいことがあってもクリスが中学生の時からお世話になっている…

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naka
3.2

足の不自由な叔父と、介護しながら酪農を営む姪の人間ドラマ。デンマーク映画は「ギルティ」以来。家族か夢か恋愛の葛藤。少ないセリフと静かな音響の日常描写。
葛藤には共感するが、共依存が病的で引く。福祉サ…

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USISAN
5.0
自分も同じような仕事をしていて、彼女の気持ちが痛いほどよく分かるとてもいい作品でした。

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