パサジェルカの作品情報・感想・評価

「パサジェルカ」に投稿された感想・評価

恋文読むとき音が全部なくなって、囚人たちの顔がサーチライトで照らされるの良かった。終わりを定められず第三者によって不自由にさせられる映画。

幾何学的に並べられるいぬ、その数性と付随する音たち
yadakor

yadakorの感想・評価

2.0
はじめて未完の映画というのをみた
監督の事故死が原因らしいが、今だったら絶対に代わりの監督をたてて完成させるだろう
にしても60分で終わってくれたのは助かった
アウシュビッツの囚人の体が健康そうなのが笑った
いずみ

いずみの感想・評価

4.5
レネの夜と霧とかのレベルじゃない。大傑作…なのに未完。観たすぎる…なんで自動車事故なんかに…
ディー

ディーの感想・評価

4.0
終盤の演奏シーンで、
それぞれが感じたものとは。

美しい旋律を、
あるものは喜びに感じ、
あるものは悲しみに感じる。

それぞれが背負ってきた背景で物の感じ方は異なる。
そこに気付かなければ、人のコミュニケーションとは難しく、わかり合える事など無いのだろうと思う。
kagata

kagataの感想・評価

4.0
現在を写真、過去を映像で写し、アスペクト比も変わる。見てないけどマミーより良かった。
監督交通事故死により未完。
過去より現在が不鮮明という構造がいい。
No.402[残酷で神秘的な悪夢の迷宮] 95点↗

短い映画を探していたのだが、タイミングよく思い出したので鑑賞。そんな軽い感じで見る映画でもないのだが、心が軽いときに見ないと救えない気持ちになると思ったのでお許しを。

撮影中に監督のムンクが事故死してしまい、結末以下物語の進行が誰にも出来なくなってしまった。これによって、ある種神聖化されてしまったような作品なのだが、そんな色眼鏡を通さずとも神秘的であり、今となってはありふれてしまったナチス映画の中でも異端と呼べる存在なのではないか。この時代、アイヒマンの逮捕やルドルフ・ヘスの日記の出版などが相次ぎ、ナチス側にいた人間の内面を観察する試みが成された時代でもあったらしいのだが、詳細はよく分からん。

主人公は元ナチス収容所の女看守であり、南米からイギリスへの船の中で、昔収容所で”気にかけていた”女囚のマルタに似た女に出会う。女看守リザは収容所時代の出来事を回顧する。それはリザの狂気を孕んだマルタへの偏愛。残酷だが純粋で、悪魔的でもありながらどこか神秘的な偏愛。本当に未完成なのか疑うほどの完成度である。

ムンクが亡くなったのは物語の結末をどうしようかと思いあぐねて作家アンジェイェスフキに相談しに行く途中だったという。もしかしたら、この物語の流れ自体、ムンクの考えるものとは全く異なるものかも分からない。船の女=パサジェルカはマルタだったのか、それを考える観客は既にリザと同じ”罪悪感の迷宮”に堕ちているのかもしれない。
イシ

イシの感想・評価

4.5
夫婦が船旅をしている。船上で、妻はある女性を見かけ動揺する。
彼女が夫に語りはじめたのは、二次大戦中に自分がナチの収容所の女官として勤めていたこと、船上で見かけた女性が、そこで目をかけていた女囚によく似ていたこと…。
二人の間にあった出来事が回想される。

撮影途中でムンク監督が亡くなってしまって、チームによってスチール写真とナレーションを使って仕上げられた映画だけど未完成さはなくてすごいなと思った。様々な視点が入ることで、彼女たちの物語がどんなものだったかとか、監督の思いはどこにあったのだろうってそういうことを問い返す映画になっているから面白いと思う。
テンポよくてかっこいいけど、悲しくて複雑で、良い映画と思う。
現在を静止画像かつスタンダードサイズで、過去をシネスコサイズで見せる演出は、未完成故なのだが、これはこれで工夫のようにも感じられて、むしろ良いんじゃないかと思いました。
ナレーションは、主人公リーザの一方向的な側面から語られるが、テーマには合っている。
過去回想の冒頭、輪の中女性たちが中から逃げようとして阻まれたり、複数の犬が皆同じ方向を向くカットが連続するなどナチスの体制を隠喩的に表現している点に工夫がある。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
監督が亡くなってしまった為未完の作品。ホロコーストでの女看守リーザと女囚マルタの関係を描いているのですがリーザが何故あんなにマルタを気にかけるのか分からなかったな。
後半は意地になってる感じもあったけど。ラストがどうなのか分からないのでとても残念です。
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