La Jetée=空港の搭乗橋
第三次世界大戦で荒廃した未来のパリで、少年時代の記憶に取り憑かれた男が時間移動の実験台となる。
映画なんだけどほとんど映像はなく、静止画の連なりで構成された"フォト…
クリス・マルケル監督・脚本による、1962年のフランス産の29分間のショートムービー。
1963年トリエステSF国際映画祭グランプリ受賞。
同年ジャン・ヴィゴ賞(短編部門)受賞。
【jetée(…
第一次、第二次世界大戦と続き、
戦後20年も経たない時代。
世界は分断され、冷戦、
そして核の脅威と混沌とした
社会を生きる人々は未来を暗示し
またすぐに第三次世界大戦が
始まると恐れた者もいたであ…
映画に限らず、僕たちの心の核心に残るものとは、それがどうしたという一言を通過したあとに、それでもたなびいてみせた何かなのかもしれない。
フォトロマンと呼ばれる(撮影した動画を写真のように処理する)…
静画と語りのみで構成された映画、洗練さを狙うというよりは妄想の余地を多分に与えていたように伺えました。妄想がなにかすごいことに繋がる可能性もあるのだと言うメッセージ性を感じました。そしてそれは小さな…
>>続きを読む全編がモノクロ写真の連続という異色のSF作品。明暗へのフェティシズムや極限まで抽象化された画面構成が、遠未来SFに説得力を持たせている。女や夢の描写から普遍的なノスタルジーを扱った作品という印象を受…
>>続きを読むラ・ジュテはほぼ全編が静止画でナレーションベースのボラギノール方式なんですけど、この静止画というやや入り込みにくい映像体験と、主人公の味わう過去へのタイムトラベルという非現実感が見事にマッチしている…
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