「いかに自分ごととして考えることができるか」というのがこの映画を鑑賞する際のあるべきスタンスだと強く感じました。
自身が犯罪に手を染めてしまった場合
親族が罪を犯した場合
もしくは自身や親族が加害…
「罪を憎んで人を憎まず」と思わせてくれる作品。
スピードワゴンよろしく「環境で悪人になっただと?ちがうねッ!!こいつは生まれついての悪(ワル)だッ!」という側面も忘れてはいけないのだろうが。
ただ、…
シモキタK2のシンシン上映に併せた企画で6年越しに鑑賞が叶った。
最後にTC(Therapeutic Community=回復共同体)プログラム受講者が全国で年間40名程と示され愕然とした。シンシン…
長らく観ておきたかった映画「プリズン・サークル」をついに観てきました。
すぐに言葉にするところをためらう気持ちはあるんですが、
更生について疑いを持っていた自分が
「この人たちの先に、善い人との出…
日本で唯一、TC(セラピューティック・コミュニティ)というハビリテーション・アプローチを採用している刑務所を舞台にしたドキュメンタリーです。
『シンシン/SING SING』のパンフにエッセイを書…
刑務所内でTCと呼ばれる教育プログラムを受刑者が受ける様子が撮影されたドキュメンタリー。刑務所に入っているということは、犯罪者であり、もちろん被害者がいる。厳しい規律があると言えど、ご飯が食べれて、…
>>続きを読む2019年の春以来6年ぶりに十三のナナゲイに行って見た映画。旅先で好きな映画館で見たという点も含めて記憶に残る一本。
https://x.com/burningsan/status/1905855…
対話を重ねていくTCユニットでこそ、人は自分の罪と自分自身と向き合って乗り越えて更生することができると思うのに、映画撮影時点で島根県のあそこ1箇所でしか行われていないというのが勿体無すぎる
今はもう…
日本最先端の刑務所の取り組み。彼らの話を聞いていると罪を犯した人間とは思えない不思議な感覚になった。もっと言うと自分ごとのように感じられた。最後のテロップのメッセージが突き刺さる。学びの多い作品だっ…
>>続きを読む(C)2019 Kaori Sakagami